筒井 康隆著 ”旅のラゴス”
内容
北から南へ、そして南から北へ。
突然高度な文明を失った代償として、
人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。
集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、
生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?
異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に
人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。
若い頃、それはもう、夢中になって読んだ、筒井康隆。
いっしょに時空を飛び越え天空を駆け巡った、ラベンダーの香りの、なつかしい思い出、、、
断筆宣言なさった著者の新作かと思いきや、、、
新潮文庫メールアーカイブス より、、、
1994年に新潮文庫版が刊行されて以来、息の長いロングセラーとして読まれ続けてきた作品です。
毎年3,000~4,000冊ぐらい売れていた本書の売れ行きが加速し始め、
この1年あまりで10万部を超える大増刷となったのです。
なぜこんなに売れているのでしょう? 実は、私たちにも分かりません。
じわじわと注目が集まる『旅のラゴス』の謎のヒット。
その理由はどこにあるのか、読んで想像してみてください。
筒井康隆氏の大ファンであると公言していたある日、、、
Tさんが連れて行ってくれた、半地下の薄暗い小さなバー。
古びた重い木の扉を押し開けると、そこには、、、
Tさん、ほんとうにありがとうございます!、
« 庭のタイムをたっぷりと、ピザに、、、 | トップページ | 焼きうどんの作り方 »
「読書(た~わ)」カテゴリの記事
- 寺地はるな著 ”川のほとに立つ者は” ★(2023.09.08)
- 西 加奈子著 ”くもをさがす”(2023.07.12)
- 凪良ゆう著 ”汝、星のごとく”★(2023.06.12)
コメント