« わが家の断捨離は、、、 | トップページ | 青森の黒にんにく »

2016年4月 4日 (月)

東山 彰良著 ”流” ★



51qia9bdayl


 『内容紹介
  2016年本屋大賞ノミネート!!
  選考委員満場一致の第153回直木賞受賞作。
  「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏)
  「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?(選考委員・伊集院静氏)

  何者でもなかった。ゆえに自由だった――。
   1975
年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。
  内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ? 誰が?
  無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。
  台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。』



直木賞の選考会では、前代未聞の満票を得た秀作。
・・・が、嵐のような又吉フィーバーの前には影が薄くなってしまったような感が否めず、、、

「火花」は、正調芥川賞、特異な二人のキャラと、図抜けた文章の巧みさに圧倒されながら、拝読しました。
昔、高校時代、友人のナガイサンが、
「直木賞は読むけど、わたしは、芥川賞は読まない」と言っていたけど、
わたしも、右に同じ、、、
ときには、芥川賞を読んでみますが、たいてい、いつも、意気消沈してしまうのです、、、


この本は、、、ダントツの面白さ!、大笑いしながら、読みました♪
そして、観光で訪れた迪化街などの見知った地名に、
あの混沌として猥雑な通りを、わたしも、一緒に走り抜けました、、、

ただ、人名が読めない、覚えられないので、
たとえば、”宇文”は、”たかふみ”とか、適当に日本語読みしてしまいました。
・・・ちゃんと、読んだのは、毛毛(マオマオ)、だけ、、、

暴力の応酬、共産党軍と国民党軍、抗日戦争、狐火、軍隊生活、実らぬ恋、そして、ミステリー、
スピード感あふれる、力のある一冊。
・・・久々に、五つ星、つけちゃいます、

★★★★★

以下に、心に残った一文を本文より転記します、
















人間本来叫苦境、快醒快悟免傷心。
(人の世はもとより苦しいもの、早く悟れば傷つかずにすむ)

おれだって子供を亡くしてるんだから。残ったのはちょっとおつむの弱い末っ子だけさ。
それでもどうにか生きていかなきゃならない。こうやって豆花を一杯一杯売ってね。
たいした稼ぎもないが、まぁ、食ってはいける。それが大事なんだ。そうでしょ?
今生の苦しみから逃げてちゃ、あの世で清らかな幽霊になれないからね








« わが家の断捨離は、、、 | トップページ | 青森の黒にんにく »

読書(た~わ)」カテゴリの記事

コメント

圖書館に豫約を入れました。 256 人待ち。 全部で 8 冊藏書なので、一年四ヶ月待ちです。

すごい人氣なんですねー。 一年四ヶ月待つのが楽しみです。

香々地様、
今すぐに借りることができる素晴らしい本に、
右のサイドバーの、”大好きな本”のカテゴリーに記した、

浅田 次郎: 中原の虹
新田 次郎: アラスカ物語
冲方 丁: 天地明察
百田 尚樹: 海賊とよばれた男
住井 すゑ: 橋のない川

などを、強く、つよく、つよく、おすすめ申し上げます、(*^_^*)


ご推薦 有り難うございます。

淺田次郎 中原の虹、新田次郎 アラスカ物語 は 私の書架にあります。
海賊とよばれた男 は 圖書館で借りて讀みました。

2010年のことですが、中原の虹は おもしろかった。 しばらく、蒼穹の昴、マンチュリアン・リポートに のめり込みました。 全部 書架に揃ってゐます。

「海賊」は資料提供 出光興産株式會社で これも おもしろく讀ませてもらいましたが、著者は
芥川、直木 孰れの賞も素通りして 裏口から一氣に best seller 作家に昇進。

私の評價は 文章力、表現力において 受賞には もう一つ努力を要する、と謂うもの。
 筆者にとっては 「よけいなお世話だ。 俺は 芥川賞や直木賞を とっくに超越してゐる!!」 かもしれません。

 ちょっぴり辛口にすぎますか?

新田次郎 アラスカ物語はmillennium 前夜、地球と我が人生に 何が起こるかと、アラスカにオーロラを視に行った時 旅行鞄のなかに入れて行きました。

書架からだしてみたら、新潮文庫本に 「2000年1月7日(金)讀了」とメモ書きしてあります。

慥に讀んだんでしょうが、内容は全く記憶にありません。 いまから讀みなおしてみます。

ミレニアム前夜、アラスカに オーロラを視に行った時の寫眞です。 ご参考まで。

香々地様、
浅田次郎の張作霖のシリーズにわたしも夢中になりました!、
著者の、”壬生義士伝、そして、、、
http://kinue-m.cocolog-nifty.com/17/2015/09/post-a74b.html
http://kinue-m.cocolog-nifty.com/17/2014/07/post-92c3.html

ハイ、わたしは、浅田次郎の大ファンなんです~♡

香々地様、
百田 尚樹の”永遠のゼロ”にも、うちのめされました、が、、、
この後の、著者の政治的なお考えに、違和感を覚えてしまい、、、
それ以来は、、、(._.)

香々地様、
オーロラのお写真拝見しました!、
自然が繰り広げる最高のショー、滅多に見ることはかなわないと聞きました、、、
これを、直にご覧になったら、もう、どんなにか、、、

アラスカ物語は、実話に基づいたストーリーであることに、
感慨を深くいたしました、、、
やはり実話に基づいた、ロシア版、ジョン万次郎の、
http://kinue-m.cocolog-nifty.com/17/2016/03/post-2665.html
にも、圧倒されました、、、


ルックJTB、オーロラを見に行こう、寫眞撮影のポイントに;
「30秒くらい露出可能な B (バルブ)付きカメラで ISO 400 以上推奨」とあります。

デジカメの進歩發達で real な寫眞撮影が出來るようになったのかと思いきや、これでは舊態依然。  それともJTBの記述が古いものなのでせうか?

ゴルフからお歸りになったら、プロのカメラマンに訊ねてみて下さい。

ちなみに 16 年前の撮影は;
LEICA R-7 ISO 1600 これに木炭カイロをくくりつけてジャケットで被い
CULLMANN の頑丈な三脚で固定して レリーズで 20 秒間開放。

ネットに掲載の寫眞は超高感度ネガを専門のDPE屋でプリントし スキャナーにかけて「jpeg」に變換したものです。

オーロラ様にしてみれば、「俺様の眞の姿を寫眞なぞに撮らせてたまるか。 御眞影を拝みたけきゃー 北の果てまで出てこい」と謂うことかも知れません。

香々地三郎様、
今僕が所有しているデジカメは2年ほど前に購入した一眼レフ、
感度はISO12,000まで上げる事が出来ます、
そして、昔のデジカメのように、目一杯感度を上げてもノイズは出ません。
オ―ロラは光体なので、撮影した事も実際見た事も有りませんが
経験上ISO5,000ほどで F8 60分の1で行けると思います。

プロ・カメラマン様
早速のご回答深謝申し上げます。 流石は PROFESSIONALです。 持ち物がちがいます。

私が 今 使ってゐるものはCoolpix 520 made in China。 いつも バカチョン仕様。
時々 誤作動しますが、素人には これで充分です。
初めて manual を見てみました。
ISO sensitivity ; 80 to 3200 ISO sensitivity is fixed at the specified value. とありました。
これではオーロラ撮影は不可ですね。

日進月歩の技術革新。 室温・湿度調整保管庫とともに 義父が殘してくれた LEICA R-7, CONTAX ST  と CARL ZEISS 交換レンズ群 等々は 完全に寶の持ち腐れです。

今後とも 御指南 宜敷くお願いします。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« わが家の断捨離は、、、 | トップページ | 青森の黒にんにく »

大好きな本

  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 和田 竜: のぼうの城
  • あさの あつこ: バッテリー
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 妹尾 河童: 少年H
  • R・チャンドラー: 長いお別れ
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 小川洋子: 博士の愛した数式
  • 金城 一紀: GO
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 畠中惠: しゃばけ
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • F・サガン: なんでも
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • R・B・パーカー: スペンサー
無料ブログはココログ