« 2016年3月 | トップページ | 2016年5月 »

2016年4月29日 (金)

”地震報道、ネット連携に光” 津田大介



Tsuda_h300


4/28
朝日新聞(あすを探る メディア)地震報道、ネット連携に光 津田大介より、転記します。

今回の熊本地震では自治体の想定を超える多くの人が避難所に押し寄せた。
熊本市内の指定避難所は合計6万人くらいの収容を想定していたが、実際にはその倍近くの市民が避難。
スーパーの駐車場など指定避難所以外の場所にも人が集まり「事実上の避難所」が多数生まれた。

 筆者が取材で訪れた熊本北高校(熊本市北区)はその一つである。
同校は付近の一時避難場所だったため、地震直後から人が集まった。
だが、指定避難所ではないため、数百人が避難しているにもかかわらず食料や水の備蓄がなく、
行政からの物資も届かない。危機を感じた被災者たちはフェイスブックを通じて物資の支援を呼び掛けた。
投稿は瞬く間にシェアされ、数時間後には物資が福岡から届けられた。
最終的なシェア数は6万を超え、倉庫には支援物資が山積みになった。

 同様の現象は、、、








続きを読む "”地震報道、ネット連携に光” 津田大介" »

2016年4月27日 (水)

池井戸 潤著 ”空飛ぶタイヤ” ★

 

71dtcymnjxl


  『内容
   名門巨大企業vs.弱小運送会社
   ひとつの命をめぐる感動巨編

   走行中のトレーラーから外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。

   タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも……。
   自動車会社、銀行、警察、記者、被害者の家族ら、事故に関わった人たちの思惑と苦悩。
   「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。
   圧倒的感動を呼ぶエンターテインメント巨編!』



三菱自動車のリコール隠し、横浜母子3人死傷事故がモチーフになった作品です。
「半沢直樹」シリーズを彷彿とさせる、勧善懲悪の物語、
一気に読ませる見事な一冊、


先人たちが営々と築き上げたブランドを信用を、なぜ、守れないのか、
くり返される不祥事に、
失われた命の無念さを思います、、、

★★★★★







 

 

2016年4月24日 (日)

辻村深月著 ”朝が来る” ☆

 

61d2pgwg4gl



 
『内容(「BOOK」データベースより)
  出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー

  「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。
  電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。
  子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、
  両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。 』



亡くなった私の母は養女でした。
祖母が寝たきりになったとき、そのときの母の献身的な介護は、
血なんか関係ないんだということを、この私に、身を持って教えてくれました。
亡き父に代わって店を切り盛りしながら、頭痛薬を飲みながら、家のこと、祖母の介護。

モデルの仕事に休みを入れて、祖母の介護を引き受けたのは、
そんな、母の背中をみていたから、です、、、



特別養子縁組、
重いテーマに、いろいろなことを考えさせられながら、一気に読み終えました。

★★★★☆

以下に心に残った一文を本文より転記します、




続きを読む "辻村深月著 ”朝が来る” ☆" »

2016年4月20日 (水)

『貧しい人』とは、、、



20151012180121_2


2016
41日、朝日新聞より、
質素な暮らしぶりから、「世界で一番貧しい大統領」として注目を集めた、
南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領のインタビューから以下に一部転記します。


 
――「世界で一番貧しい」という称号をどう思いますか。

   私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。
   でも私は少しのモノで満足して生きている。
   質素なだけで、貧しくはない。

 


軍事政権下、平等な社会を夢見て、左翼ゲリラになり、14年近く収監されたが、
そのときの、、、





続きを読む "『貧しい人』とは、、、" »

2016年4月18日 (月)

和やかな時間、、、



17_002

17_004

17_003


日曜日の午前中は、自治会の総会でした。
一年間の理事のお役目を無事に終えて、午後は、参加費ワンコインの打ち上げランチ、、、
500
円で足りない分は、K会長のポケットマネーで、
そして、幹事役は、副会長のBさんが万事引き受けてくださいました、、、

総勢17名が車座になって、一年間の労をねぎらい合いました。
一年前のこの日は、ほとんど見知らぬ人ばかりでしたが、
酷暑の夏祭りで一緒に汗を流したりするうち、
すっかり打ち解けて、心を開き、
順番だからと仕方なくお引き受けした理事でしたが、
皆様のくつろいだ笑顔をながめておりますと、なんだか、お名残惜しく、、、









17_006_4

17_011_2



大好きなサンドイッチや、お寿司や、お惣菜、、、
差し入れのスパークリングで、舌鼓をうちながら、、、
あちらこちらで、笑い声があがり、和やかな笑顔の時間、、、

ふと気がつくと、とっくに時計は四時を廻っておりました。

こうした、地域のつながりについて、
10年前に、理事を務めさせていただいた折に、思ったことは、、、








続きを読む "和やかな時間、、、" »

2016年4月14日 (木)

上野広小路 厳選洋食さくらい、上野散策



13_004


一年ぶりに、G-KENシスターズ、集合です♪
情報通のFumiさんがガイドしてくれたのは、「厳選洋食さくらい」。
ミシュランガイド2015東京「ビブグルマン」にも掲載されたモダンな洋食屋さんです。










13_014


わたしは、ハンバーグとカニクリームコロッケ、
ていねいに作られているのが、しみじみと伝わってきます、、、

ランチョンマットも、きれいにクリーニングされて、ピンとアイロンがかかっていて清々しく、
ホールのスタッフも、それは、それは、細やかなお心配りで、、、さすがです、、、

厨房はガラス張りになっているので、
まっ白なコック帽にコックコートを纏ったコックさんたち、
5
6人はいらしたでしょうか、きびきびと立ち働いてるのが見えます。
わたしは、働いている人を眺めるのが大好きです♪
そういうお方で、おひとりや、おふたりの少人数でしたら、カウンター席をお勧めいたします。










Bg_about_about


食後に、Fumiさんが、ガイドして下さったのは、一度行って見たかった、うさぎやカフェでしたが、、、
残念なことに、水曜定休で、次に案内して下さったのが、、、








続きを読む "上野広小路 厳選洋食さくらい、上野散策" »

2016年4月11日 (月)

のらぼう菜のナムル


Nora_005


女子会のお土産に、ヘアーの小野寺さんに戴いた、
のらぼう菜をナムルにしていただきました!、
ごちそうさまです♪、新鮮でとってもおいしかったです、、、
レシピは、、、






続きを読む "のらぼう菜のナムル" »

2016年4月10日 (日)

花わさびの、おひたしと、Tさんの思い出

 

Img_0760_thumb_2


®
ツンとくる、ピリリとした辛味、期間限定、今だけの春の味覚です、

わたしの、大、大、大好物、花わさびの食べ方は、、、






続きを読む "花わさびの、おひたしと、Tさんの思い出 " »

2016年4月 9日 (土)

さいっこうにおいしい、やきとり丼!



012_2


この店に、はじめにガイドしてくれたのはみどりちゃん、でしたが、
それから、わたしもいろんな人とリピしてるやきとり丼。
ご一緒したみなさまも、また、友人たちとリピしてる、と~ってもおいしぃ、やきとり丼の店 に、
元モデル仲間の園子と、ヘアーの小野寺さんと再訪です!

小野寺さんが、"小鍋が欲しいので、よかったら築地市場につきあって"、と、
これは、また、願ってもないご提案に、嬉々として、、、







続きを読む "さいっこうにおいしい、やきとり丼!" »

2016年4月 5日 (火)

青森の黒にんにく



04_008


もう間もなくの自治会の総会で、
一年間の理事のお勤めが終了します。
環境担当理事の新旧四人のおばさんが、
新理事のHさん宅に集まり、打ち合わせと称して、にぎやかに、おしゃべりを楽しみました。

おいしい珈琲に、和菓子やチョコレート、りんごに、たくあんや、、、













04_007r

                                H
さんがチャチャっと作って下さった浅漬けのおいしいこと!、
                                             おいしくって、お代わりしちゃいました♪
                                                                 そして、、、







続きを読む "青森の黒にんにく" »

2016年4月 4日 (月)

東山 彰良著 ”流” ★

 

51qia9bdayl


 『内容紹介

  2016年本屋大賞ノミネート!!
  選考委員満場一致の第153回直木賞受賞作。

  「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏)
  「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?
   (選考委員・伊集院静氏)

  何者でもなかった。ゆえに自由だった――。
   1975
年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。

  内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ? 誰が?
  無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。

  台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。
  歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。』




直木賞の選考会では、前代未聞の満票を得た秀作。
・・・が、嵐のような又吉フィーバーの前には影が薄くなってしまったような感が否めず、、、

「火花」は、正調芥川賞、
特異な二人のキャラと、図抜けた文章の巧みさに圧倒されながら、拝読しました。
昔、高校時代、友人のナガイサンが、
「直木賞は読むけど、わたしは、芥川賞は読まない」と言っていたけど、
わたしも、右に同じ、、、
ときには、芥川賞を読んでみますが、たいてい、いつも、意気消沈してしまうのです、、、


この本は、、、ダントツの面白さ!、大笑いしながら、読みました♪
そして、観光で訪れた迪化街などの見知った地名に、
あの混沌として猥雑な通りを、わたしも、一緒に走り抜けました、、、

ただ、人名が読めない、覚えられないので、
たとえば、”宇文”は、”たかふみ”とか、適当に日本語読みしてしまいました。
・・・ちゃんと、読んだのは、毛毛(マオマオ)、だけ、、、

暴力の応酬、共産党軍と国民党軍、抗日戦争、狐火、軍隊生活、実らぬ恋、
そして、ミステリー、
スピード感あふれる、力のある一冊。
・・・久々に、五つ星、つけちゃいます、

★★★★★

以下に、心に残った一文を本文より転記します、




続きを読む "東山 彰良著 ”流” ★" »

« 2016年3月 | トップページ | 2016年5月 »

大好きな本

  • あさの あつこ: バッテリー
  • サガン: なんでも
  • チャンドラー: 長いお別れ
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊 公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊与原 新: 八月の銀の雪
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田 マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田 修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 夏川 草介: 神様のカルテ
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 宮田 輝: 流転の海
  • 小川 洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山本文緒: 自転しながら公転する
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • 沢木 耕太郎: 深夜特急
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中 惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
  • B・パーカー: スペンサー
無料ブログはココログ