鎌倉投信 「結い 2101」の運用報告会 に参加して、、、

NHKのプロフェッショナルで拝見した、
世界最大の資産運用会社、バークレイズ・グローバル・インベスターズ（現・ブラックロック・ジャパン）で、
かつて10兆円を動かしていた凄腕ファンドマネジャー、新井和宏氏。
その手腕、スマートさ、お人柄、ポリシー、すべてが申し分なく、完全に打ちのめされたおばさんは、
どうしても、お目にかかりたく、鎌倉投信の本社のセミナーに参加して参りました。

敷地750坪、築85年の古民家の一室で、わずか定員20名、無料、
稀代のファンドマネジャーのお話しは、、、

「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルールにつきましては、
NHKのプロフェッショナル と、こちらでご紹介した御本 のとおりですが、、、

「結い2101」の純資産総額は、180億円、
総顧客数は、1万2千人、
そのうちの１万人は、プロフェッショナルのオンエア後とのこと、、、
・・・ちなみに、わたしも、そのひとり、です、、、(*^_^*)

最も驚いたのは、
「結い2101」の資産別構成比に占める、Cash 比率の大きさです。
なんと、35％もあるのです？！
・・・以下に、御本より一部転記します、、、


　頻繁に売買が行なわれると、運用会社はファンド内に一定額のお金を用意しておかねばなりません。
　ファンドマネジャーとしては、株価が下がったときが「買い」なのですが、
　ファンドの「売り」が殺到すると投資家にお金を払わねばならないため、
　手元資金が無くなり、買い増しできないのです。
　結果、「資産の形成」が難しくなります。

　　・・・

　日本人は特に同調性が高いため、
　日本のマーケットは下げるときに大きく下げ、上げるときに大きく上げます。
　でも、マーケットとは逆のことをするのが投資です。
　特に「資産形成」の為には、下がっているときに買い、上がっているときに売るのが最も儲かるのです。
　このために必要なのは、「信頼」です。
　信頼があるから、鎌倉投信は投資企業が下がっても投資先の株を買い増せるし、
 「結い2101」の受益者も「結い2101」を買い増せるのです。

　　・・・

　いい会社にお金が回れば、「社会の形成」にも「心の形成」にもつながる。
　つまり、投資家の皆さんには、逆風が吹いているときも応援し続ける、
 「ファン投資家」になっていただきたいと考えています。

そして、エコエコアザラシのおばさんが、なによりも共感を覚えたのは、、、

　　物の循環の五大要素
　　①リデュース ・ 無駄に買わない、使わない
　　②リペア ・ 壊れたら捨てずに修理する
　　③リユース ・ 捨てずに再利用する
　　④アップサイクル ・ 捨てるものから価値を見つける
　　⑤リサイクル ・ 捨てるものは新たに資源にする
 

もう、まさに、我が意を得たり！
「そのためには、笑顔でいること、
　ストレスを溜めるとどうしても、何かを買うことに走りがちなんです。
　精神的に満たされていれば、そうそう人はモノにいかないから、、、」
と仰るのにも、まさにまさに、、、と、、、


製品を100%回収し、素材はリメイク、使えなくなった服は再利用する、パタゴニア、
ゴミの山を宝の山に変える会社、日本環境設計株式会社、、、

東日本大震災のあと東北に、純利益の四割にもなる、１４２億円を寄付した、
ヤマトホールディングスのこと、、、

そして、補助金、助成金無しで初年度から黒字の、
障碍者が働き、自立して暮らしていける自立モデル、
農業と農産加工品による障碍者のフルタイム通年雇用を達成した、
エフピコ・クックチャム・久神ファームめむろの協働、、、
　　(なかでも、ご家族の不安の減少、62%は大きいと思いました)

・・・熱く語る、新井氏が、ただ、ただ、まぶしいのでした、、、



投信を買ったのは初めてです。
ＰＡＲも、ＰＢＲもわからない、優待ねらいのアホルダーのわたしの、
持ち株は、こちらから、、、



　　　・・・すっかり heart warming なおばさんは、ご機嫌で鎌倉散策に向かいます、、、