枡野 俊明著 ”禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本” ☆
内容(「BOOK」データベースより)
所作を磨くと、心身も人生も輝く。
まず、姿勢、言葉、朝の時間を整えて。
シンプルだから今すぐできる!、無駄を無くして丁寧に生きる知恵70。
23万部のベストセラー
不安と不信が渦巻く混沌とした現代に生きる私たちに、
まっすぐで柔らかな道を指し示してくれる、
シンプルでありながら、深い一冊。
★★★★☆
以下に本文より、一部転記します、、、
朝、一日一回、腹から声を出す
・・・
私は朝、本堂内の隅々にまで行き渡るようなつもりでお経をあげますが、
第一声で、もうその日のコンディションがわかります。
・・・
声で体調が確認できると、その日の行動の指針もはっきりします。
「体調万全。今日はオーバーワークでも大丈夫だ」
「これはちょっと気をつけないといけないぞ。
無理をして寝込むようなことになったら大変」といった具合ですね。
声が体調管理の有効なバロメーターになっているのです。
正しい呼吸は、まず「吐ききる」
丹田にある空気を全部外に出すような気持ちで、できるだけ長い時間をかけて、息を吐きます。
吐ききることが大切。すると今度は自然に空気が入ってきます。
吸うことを意識することはありません。吐ききったらあとは体にまかせておけがいい。
深い呼吸によって体が温まってきます。
じつは、この呼吸法は、かつて山中で修業をしていた仙人が、
厳寒の時期の洞窟で暖をとっていた方法なのです。
呼吸を整えると、全身の血流が25~28%アップする、というのです。
呼吸によってセロトニンなど脳の神経性伝達物質の分泌が高まり、
アルファ波も大量に出ることが、科学的に確かめられています。
過去のことは悔やまない。
将来のことを不安に思わない。
「放下着(ほうげじゃく)」という禅語は、なにもかも捨ててしまえ、ということです。
まさにそれ。過去も将来も放っておけばいいのです。
« 上野の杜 韻松亭 | トップページ | ウォーキングは一番続けやすいダイエット »
「読書(た~わ)」カテゴリの記事
- 町田その子著 ”夜明けのはざま”(2024.09.14)
- 凪良ゆう著 ”星を編む”(2024.08.31)
- 和田秀樹著 ”感情的にならない本-不機嫌な人は幼稚に見える” ☆(2024.09.22)
- 夕木春央著 ”方舟” ☆(2024.05.29)
コメント