上橋 菜穂子著 ”鹿の王”
内容(「BOOK」データベースより)
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。
その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。
2015年、本屋大賞受賞作品!、
孤高のヴァンに、サエ、ホッサル、、、
登場人物たちは非常に魅力的で、飛鹿とのふれあいに、胸が熱くなります、、、
骨太で壮大なテーマに取り組んでいて、上巻は抜群のつかみに引き込まれました、が、
下巻は、同じセンテンスの繰り返しがやや冗長に感じられ、物語が複雑に入り組みすぎていたこともあり、、
続編を予想させるエンディングも、肩透かしを食らったようで、、、
おばさんは、人々が熱狂するほどには夢中にはなれませんでした、、、
わたし的には、著者の、”精霊の守り人”のほうが、ずっと面白かったです、、、
« thank you for coming、、、1,500,000! | トップページ | リサイクルミツバの巻 »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- 加藤シゲアキ著 ”なれのはて” ☆(2024.10.22)
- 青山 美智子著 ”リカバリーカバヒコ”(2024.09.07)
- 桐野夏生著 ”真珠とダイヤモンド ”、株式市場に思うこと、、、(2024.08.20)
- 伊坂 幸太郎著 ”777(トリプルセブン)” ☆(2024.08.16)
- 北 杜夫著 ”どくとるマンボウ航海記” ★(2024.06.23)
コメント