横浜の福祉作業所で、硬式野球ボールを手作業で修繕
7/20、東京新聞より、、、
全国高校野球選手権神奈川大会で熱戦が続く中、
横浜市港北区の福祉作業所で、障害者たちが傷んだ硬式野球のボールを新品同様に生まれ変わらせている。
注文は、全国の高校や大学の野球部、社会人チームから相次ぐ。
「自分が縫った球が役に立つのがうれしい」と、障害者たちも球児の活躍を応援する。 (杉原麻央)
練習でぼろぼろになった革をはがして真っ白な牛革に張り替え、一針一針、赤い糸で縫い合わせる。
縫い目の幅は、きっちり七ミリ。
「良いボールを返したいので、最後まで細かく糸を整えている」と作業所に通う大木正男さんは話す。
運営するのは、
山形県新庄市の福祉会社「ユニオンソーシャルシステム」。
六年前、障害者の就労支援を目的に硬球の再生事業を始めた。
山形県内七カ所と横浜市内二カ所の作業所で、障害者約三百人が月平均七千~一万球を修繕している。
「ミリ単位まで正確な作業を繰り返すことができる障害者の職人技が生きています」。
横浜市内の作業所を担当する同社の加藤翔さんは、品質の高さに胸を張る。
高校では県内約二十五校のほか、
昨夏の甲子園出場校の日大山形(山形)や愛工大名電(名古屋)、仙台育英(宮城)からも注文を受ける。
料金は一球二百三十円で新品を購入するより安く、部費の節約にもなるという。
「何度でも挑戦できる」という思いを込めて、同社は再生した球を「リトライ」と名付けた。加藤さんは、
「障害者が地道に修繕した球で練習を頑張り、世界で活躍する選手になってほしい」と願っている。
「ユニオンソーシャルシステム」は、こちらから、、、
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