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2014年3月 6日 (木)

松島 観瀾亭


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ツアー三日目(最終日)は、秋保温泉、佐勘からバスで一時間、松島です。


 





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文禄年中に、豊臣秀吉から伊達政宗が拝領した伏見桃山城の一棟を移築した、第一級の文化財、
観瀾亭で、松島湾をながめながら、、、







 

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おいしいお抹茶とずんだ餅を戴きましたが、このときツアーでご一緒の、
上海を起点にワールドワイドにビジネスを展開なさる、初老の紳士に伺ったお話は、、、












お生まれは、東北の貧しい雪国で、
朝目覚めたときは、わら布団に吹き込んだ雪がうっすらと積もっていたそうです。

 あのころの交通手段は馬橇だった。
 面倒をみていた仔馬はすぐに大きくなったよ。
 家で造ったどぶろくを呑んで暴れる父親から逃れて、
 その馬のところへ駆け込むと、
 馬は、立ちふさがって、歯を剥き出し荒い鼻息を吐いて、
 酔った父親を威嚇して自分を守ってくれたんだよ、、、

 カラスも賢いよ、
 カラスのヒナをもらって育てたことがあるんだ。
 肉食だから、カエルや蛇を切り刻んでエサにして。
 人間に飼われると、もう群れには戻れないんだ、
 だから、すごくなついてね、
 
 

 学校に行くと、教室の中にまでついて来たりしたよ、
 馬も、カラスも、賢いよ、かわいいんだ、、、


すっかり感銘をうけて、なんだか松島湾がにじんで見えるようでした、、、






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この後、一時間半のフリータイムとなります。
遊覧船に乗る方もいらっしゃいましたが、私どもは、前回乗ったので、
瑞巌寺と円通院へと向かいます。


・2012
年夏、東北復興応援ツアーで訪れたときの松島の様子は、こちらから、、、












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