松島、瑞巌寺・円通院・佐勘 松庵
ツアー三日目のフリータイムは、先ず、瑞巌寺へ。
あの神々しいばかりに見事な杉並木の参道は、、、
その四分の三くらいまで到達した津波による塩害で立ち枯れ、
約三百本もが伐採され、がらんとしていました、、、
本堂は、10年16億をかけた、平成の大修理期間中で拝観できません。
代わって、国宝庫裡及び陽徳院が公開されていますが、その為、
これを拝観できるのは、この3年半だけで、それを過ぎると半永久的に観ることはできなくなるそうです!
庫裏(くり)とも書き、禅宗寺院の台所。
正面13.78m、奥行き23.64m。
大屋根の上にさらに煙出しが載っています。
他にない巨大さで、本来実用本位の建物に唐草や花肘木の彫刻が施されたことに、
政宗公の美意識をうかがえます。
そして、瑞巌寺は、、、
瑞巌寺ガイドより
瑞巌寺の内部は普通の信仰のお寺とは大きく異なっています。
伊達政宗の第二の城のような部屋と機能を持っています。
前には海、後ろには山があるお寺は、自然の要塞のようです。
天皇と殿様が使う玄関は、Z 状の壁でかこまれています。
これは、天皇と殿様の部屋に、玄関から、弓矢や槍がまっすぐに飛んでくるのを防ぐためです。
また、廊下は厚い板が張られ、歩くと、鶯が鳴くような音がでるように、工夫されています。
鴬張りとよばれています。敵が侵入したときの警報になります。
殿様の部屋の後ろには、秘密の戸があり、敵が進入したときに、ここから逃げることができました。
また、この戸の後ろには、護衛の兵士が待機していました。
庫裏の煙突は外敵を見張る塔としても使われました。
政宗公の正室、愛姫(めごひめ)の、御霊屋(みたまや)も特別公開されています。
瑞雲時に隣接する、苔寺、円通院へ、、、
縁結び観音としても知られています。
歳月を経て、角が丸くなった石段を登ると、、、
国指定、重要文化財、
伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟、三慧殿(さんけいでん)
自由時間はここまでで、バスに集合します。
そして、、、
奥松島の隠れ宿、、、
松島佐勘 松庵にて、、、
旬の、「松島牡蠣懐石膳」のお昼ごはんを戴きました、、、
(写真は一部です)
この雪景色が観たくて参加した、
銀山温泉、蔵王樹氷と、最上川雪見舟の二泊三日のツアーの旅日記を終わります、、、
長々とお付き合いくださり、ほんとうにありがとうございます、、、
・2012年夏、東北復興応援ツアーで訪れたときの松島の様子は、こちらから、、、
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