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2013年11月16日 (土)

倉本 聰著 ”さらば、テレビジョン” ☆



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内容(「BOOK」データベースより)
 
人はそこに、ユーモアというこの上もない珠玉を見いだすでしょう。
 
ときにはエスプリという、こころのときめをも感じとるはずです。
 
そして、大いなる哄笑・爆笑の渦にまきこまれずにはいられません。
 
けれど見たところそんなにも愉しげな著者の瞳の底にきらめくのは、
 
“同時代人”への限りない愛と信とに支えられた創造の息吹なのです!
 
倉本聡、第1エッセイ集。
 

「心やさしき役者たち」は著者が仕事上で知り合った俳優さんたちの
何気ないひとコマを写し取った短い文章ですが、
編集された映像からはうかがい知れぬ、個性的なプロフィールが生き生きと描写されています。
「やがて悲しきテレビジョン」では、テレビ関係者が、主役を務めます。
「日記から」は著者の日常のエピソード
から、、、

その
ひとつ、ひとつ、いづれもが、
ときには声を上げて笑ってしまったり、ほろりとしたり、ぐっときたり、、、

わずかなひとときを切り取り、そぎ落とした文章で、ものの見事に演出してみせる手腕は、
、、、さすが第一級の脚本家と、舌を巻くばかりです。

★★★★☆


素敵な本を貸してくれて、
園子、ほんとうにありがとう、、、










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