中田永一著 ”百瀬、こっちを向いて”
内容(「BOOK」データベースより)
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。
野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。
しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。
「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」
恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。
著者の この本 が、いつまでも心に残っていたので、手にとりました。
四つの短編からなるほろ苦くも温かい青春が、美しい装丁の本に。
わたし的には、”人間レベル2の薄暗い電球のような彼”が、他人には思えなくて、
圧倒的に表題作が良かったです。
★★★☆☆
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