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2013年9月19日 (木)

中田永一著 ”百瀬、こっちを向いて”



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内容(「BOOK」データベースより)
 
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。
 
野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。
 
しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。
 
「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!
 
恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。


著者の この本 が、いつまでも心に残っていたので、手にとりました。
四つの短編からなるほろ苦くも温かい青春が、美しい装丁の本に。
わたし的には、”人間レベル2の薄暗い電球のような彼”が、他人には思えなくて、
圧倒的に表題作が良かったです。

★★★☆☆










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