石の上にも三年
® 2006年にアップしたリユース記事です
テレビで爆笑問題の太田が
”俺30歳の時なんか仕事一本も無かった!”、と言っているのを聞いて、
あ、うちのおじさんと同じだと思いました。
定年間近の今ではすっかり仕事は減りましたが、、、
一時は、かなりの売れっ子カメラマンだった時期もありました。
けれども、駆け出しの頃は、仕事が月に一本という日々が続いていて、
同じ写真科を出た同期の仲間たちも同様で、
みな早々と写真に見切りをつけて、次々と職種を変えて
再スタートを切っていったそうです。
そんな中で、相変わらず売れないカメラマンの暖簾を下ろさずに
何年も粘り続け、ついには、先生と呼ばれるまでになったのです。
そんな主人を、仲間たちはよく頑張ったよな~と、
その粘りを讃えてくれたのだそうですが、主人は、内心、
“違うんだよ、俺は、、、
お前たちみたいに、器用じゃなかったんだ、
お前たちみたいに、他に出来ることが、何ひとつ無かったんだ、
ただ、写真を撮ることしか、俺は、出来なかったんだ“
・・・と、こころにつぶやくばかりだったと、、、
・写真は、2012年7月、浄土ヶ浜にて、、、
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それは違うよ。素質のない人は”物”にならないのが、業界の掟だもん。チャンスが早く巡って来る人と、遅い人がいるんだと思うんだ。遅咲きの方が長く生き残れる、そう思わない?
投稿: mieko | 2006年1月 9日 (月) 09:10
それじゃ、カッコよすぎ。
代筆 mieko
投稿: phil | 2006年1月 9日 (月) 09:20
★mieko, うちのおじさん曰く、
”そーとも、言えるな~・・・、
ただ、俺達の同期で
プロとして頭角現すならアイツって、
みんながみんな、認めるナンバーワンがいたけど・・・、
世の中って、ホントわかんないもんなんだよ・・・”
投稿: kinue | 2006年1月 9日 (月) 19:14
★phil, 久しぶり~(^-^)
さて、ウチのおじさん曰く、
”誰が?、え、俺?、まさか・・・
ゼンゼンかっこ悪いよ”
”だよね~♪”っていったら、怒られたし・・・
(^o^)
投稿: kinue | 2006年1月 9日 (月) 19:18
プロフェッショナルゆえのお話。
その道を一途に歩き続ける事の偉大さ、を敬います。
やっぱ、“プロ”と言える生き方、いいなあ、大いに賛同!
投稿: kantoku | 2006年1月12日 (木) 04:19
★kantoku,
主人が粘れたのは、片田舎で小さな写真館を夫婦で営む、
ご両親のバックアップがあったから、・・・です。
同じ立場になったら、わたしにそれができるか、
大いに疑問です・・・(^^ゞ
投稿: きぬえ | 2006年1月12日 (木) 19:43
写真館、いい響きです。
昔、NHKで写真館が舞台のドラマがあったような・・・。
中村雅俊の古い歌で写真館がテーマがあったような・・・。
ところで、、、
やはり、ご主人、そしてご夫婦揃っての“自力頑張り&粘り”
だと思うのですが。
投稿: kantoku | 2006年1月13日 (金) 01:41
★kantoku,
NHKの”なっちゃんの写真館”ですよね・・・
モデルは立木一家。なつかしいです、(^-^)
ルックスも抜群のじつに絵になるカッコいい兄弟でした。
なっちゃん役の星野知子さんは、モデル出身。
彼女がカタツムリのグッズを集めていたことを
今、思い出しました~♪
投稿: きぬえ | 2006年1月13日 (金) 08:00