”わが娘を愛せなかった大統領へ”
・・・虐待されたトラウマを癒すまで・・・
本の内容
母はドラッグ中毒で暴力魔、父は愛情を示さない冷血漢だった。
レーガン元大統領の実の娘が送った悲惨な少女時代。
幼い頃から愛情を示さない父と暴力を振るう母に虐待されて育つ。
中学生のときに薬物依存症になり、成人後も長い間ドラッグ中毒だった。
南カリフォルニア大学演劇科を卒業後、店員、ウェイトレス、売れない女優などをして
生活する一方、ロックスターなどと浮き名を流し、男性遍歴を繰り返す。
その後、レーガン政権の政策に反対して反核運動に参加・・・
家族のほんとうのことは、わからないけれど、、、
元俳優の笑顔の素敵な大統領、知的なその妻、ナンシー夫人。
しあわせの見本のような家族写真の陰で、傷つき苦しむパティの話は、
これは事実なのかと、逡巡しつつも、あまりの痛々しさに胸が塞ぐ思い、、、
しあわせを取り繕うその様子に、
人間って、わからないものだなあ・・・と、愕然としました、、、
® 前にもアップしたことのあるリユース記事です。
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