宮尾登美子著 ”序の舞” ☆
内容
母との愛憎を軸に、師匠・恩師・画塾生など三人の男たちと関わりながら、
日本画家として大成していく女の生きざまを描く。
歌舞伎役者十一代市川団十郎の妻を描いた「きのね」に続いて読んでみました。
女性日本画家上村松園がモデルの伝記ものです。
またしても、すさまじいばかりの生き様を綴る、圧倒的な筆力に引き込まれてしまいました。
しばらく、宮尾登美子の世界に、嵌ってしまいそうです、、、
★★★★☆
以下に本文より、ほんのひとことですが、、、
「わたしがいよいよおしゃげになったときは
また皆さんに助けてもらわんなりまへんけど、それまではこんなりでやらしとくれやす」
「商売やってて、そろばん分からんお人やな、、、」
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