宮尾登美子著 ”序の舞” ☆
内容
母との愛憎を軸に、師匠・恩師・画塾生など三人の男たちと関わりながら、
日本画家として大成していく女の生きざまを描く。
歌舞伎役者十一代市川団十郎の妻を描いた「きのね」に続いて読んでみました。
女性日本画家上村松園がモデルの伝記ものです。
またしても、すさまじいばかりの生き様を綴る、圧倒的な筆力に引き込まれてしまいました。
しばらく、宮尾登美子の世界に、嵌ってしまいそうです、、、
★★★★☆
以下に本文より、ほんのひとことですが、、、
「わたしがいよいよおしゃげになったときは
また皆さんに助けてもらわんなりまへんけど、それまではこんなりでやらしとくれやす」
「商売やってて、そろばん分からんお人やな、、、」
« ハングリータイガーで新年会の巻 | トップページ | 柳澤桂子著 〝二重らせんの私” 生命科学者の生まれるまで ☆ »
「読書(た~わ)」カテゴリの記事
- ひろゆき著 ”1%の努力” ☆(2023.01.27)
- 宮本輝著 ”流転の海 第七部~第九部” ★(2023.01.17)
- 奥田 陸著 ”ネバーランド” ☆(2022.10.18)
- 西村ゆか+wako ”だんな様はひろゆき” (2022.10.05)
- 西加奈子著 “夜が明ける”(2022.10.10)
« ハングリータイガーで新年会の巻 | トップページ | 柳澤桂子著 〝二重らせんの私” 生命科学者の生まれるまで ☆ »
コメント