乃南アサ著 “凍える牙”
内容(「BOOK」データベースより)
深夜のファミリーレストランで突如、男の体から炎が噴き出した。
その数日後、天王洲では無残に咬み殺された死体が発見される。
二つの異常な事件に繋がりはあるのか―。
捜査を開始した警視庁機動捜査隊・音道貴子と相棒の刑事・滝沢の前に、
得体の知れぬ力を秘めた野獣が次第にその正体を現し始める。
怒りと悲しみの牙の矛先は、誰に向いているのか。
首都高速を舞台に、貴子と獣のスリリングな追跡劇が火蓋を切った。
ハードボイルドでハートウォーミングな気鋭の大熱作。
・第115回(平成8年度上半期) 直木賞受賞作。
犬好きのわたしには、
孤高のオオカミ犬、神秘的な疾風の行方が何よりも、なによりも気になってしまいました。
個人的には著者の、 ”ニサッタ、ニサッタ“ の方が好きです。
★★★☆☆
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