熊谷達也著 ”銀狼王”
内容(「BOOK」データベースより)
明治二十年、開拓期の北海道に齢五十を越える猟師がいた。
初冬のある夜、彼は、知己であるアイヌの古老から、
「銀色の毛並みの巨大な体躯の狼が生き残っている」という噂を聞く。
老猟師は、その幻の狼を「銀狼王」と名づけ、ぜひとも自らの手で仕留めたいと、山に分け入るが…。
銀狼王と老猟師のしたたかな駆け引き、そして―雪の舞う大自然の中で対峙した、
彼らの闘いの行方は…!?、獣と人間の枠を超え、魂と魂が激突する。著者渾身の傑作長編小説。
たまたま続けて読んだ本に、
疾風という同じ名前の犬が出てきた偶然に驚きました。
もっとも、アイヌ犬のこの疾風は、前出のハヤテとは、ずいぶん違いましたが、、、
それでも、クールな疾風も、ちょっとお茶目な疾風も、両方大好き。
北海道の過酷な大自然の定めが、
そしてそこに生きる動物たちの命懸けの様に、うたれます、、、
★★★☆☆
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