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2012年6月17日 (日)

青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー



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オルゴールの森でローズガーデンを楽しみ、おいしいほうとうを戴いたあと、
青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー500円)に参加しました。
プロのガイドさんが、原生林を案内してくださいます。
以下、ガイドさんより、、、






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今から1130年以上前、富士山噴火の際、流れてきた溶岩の上に樹海はあります。
その溶岩に、先ずは地衣類が、次いで苔が生えます。
そうして長い時間をかけて、少しずつ少しずつ表土が作られますが、
驚いたことに、厚いところでも10cmしかないそうです!、
この木も、そんなわずか数センチの土にしがみついて、根を広げ、生きています。
・・・
なんて、なんて、たくましいんでしょう、、、
そして、、、













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倒木更新
倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと。




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樹海で最も数が多いのが、この栂(ツガ)。




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ギンリョウソウ。別名ユウレイタケ。
薄暗い森の中でうっすらと不思議な銀色の輝きを放っています。
光合成をしないので、葉緑素がないため、色の白い腐生植物です。




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普通の松は針葉が二本ですが、五葉松(ゴヨウマツ)は五本あります。
陽樹の赤松は、薄暗い樹海では育ちませんが、
五葉松は陰樹なので、このとおり。
赤松の種には、羽根があり、己の根元では暗くて育たないので遠くへ飛ぶようにできていますが、
陰樹の五葉松はその必要がないので種には羽根がついていません。




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芽吹いたばかりの檜(ひのき)




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檜の木肌




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ヤマウルシ、、、樹液にふれるとかぶれます。




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サッカーボールのようなのは、檜(ヒノキ)の実、
ラグビーボールのようなのは、栂(ツガ)の実。
・・・ほんの時おり、薄暗い樹海にこうして木漏れ日が、、、




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スノキ(酢の木)
ガイドさんはこどもの頃、野山でよくこの葉っぱを食べていらしたとか。
ブルーベリーの仲間で、酸っぱい味がするのでこの名がついたそうです。




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リョウブの幹
毎年樹皮が薄くはがれて新しくなります。
・・・初夏には、野山を白く染めるくらいたくさんの白い房状の花を咲かせます。
   蜜が多いので、ミツバチの蜜源として知られています。



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溶岩洞穴のでき方など、スケッチブックを手に図解で丁寧に教えて下さいました。




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ミミズや昆虫の幼虫を探して、イノシシが掘り返したところ、、、




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溶岩で覆われた痩せた土地に、苔は、貴重な水分と養分をもたらします。
ですから、その苔を私たちは、踏み荒らさないようにしなくてはならないのだそうです。




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無暗に樹海に立ち入り、自然界の輪を断ち切ることがないように、
このように、人の手で遊歩道が整備されています。
たくさんのチップが敷かれ、道はふかふかです。




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青木ケ原樹海では、磁石が狂い、迷いこんだら二度と出ることはできないと恐れられていますが、
それは、溶岩の中に鉄分が含まれているからだそうです。
ですから、地面から離して、胸の位置で方位磁針を使えば狂うことはないとのことでした。


ときおり、姿は見えないのですが、何かの鳴き声がして、その都度、
ガイドさんが、あれは、キツツキの仲間のコゲラだとか、
今のは、緑色の鳩の、青鳩とか教えて下さいました。


こうして、一時間ちょっとで、スタート地点のコウモリ穴にもどりました。
・・・ここには広い駐車場があります。
もう、へっとへとでしたので、前回、氷穴を観たことですしコウモリ穴はあきらめて、帰途につきました。



遊歩道は、きちんと管理されていて、ゴミをひとつも見かけませんでした。
地味な、けれども絶え間ない
スタッフのみなさまのお心配りの賜物です。
お陰様で気持ちのいい一日を過ごすことができました。

ほんとうにありがとうございます、、、














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コメント

またまた、お邪魔します。

薔薇園とクラシックで荘厳なオルゴールと、樹海散歩。
変化に富んだ河口湖の一日でしたね。

大好きなツバメオモトやシュスラン、イチヤクソウに会えましたか? まだ ちょっと早かったのかな?
30年くらい前、私は子供時代ここが遊び場だったというお友達について、樹海の中を歩き(走り?)回りました。
鹿もいて、見たことも無い奇抜なキノコも沢山!
始めの怖さが、余りにも不思議で神秘な樹海の中でどこかに飛んで行きました。
あの場所に遊歩道が出来たなんて信じられません。 浦島花子ですね~(*^_^*)

でも、ネイチャーツアーには大賛成! 
今度は登山靴も積み込んで、行ってみますね。

typhoonTaoさん、
>樹海の中を歩き(走り?)回りました
・・・って、そんなことあるんですか~!?
Taoさんのイメージが、風の谷のナウシカに・・・(*^_^*)

>ツバメオモトやシュスラン、イチヤクソウ
・・・ごめんなさい、m(__)m、
ひとつもわかりませ~ん、、、(^^ゞ

>登山靴も積み込んで、行ってみますね。
平日の午後、この時の参加者はわたしたちも含めて4名。
アップダウンもなく、整備された、チップでふかふかの遊歩道を、
ガイドさんのいろいろなお話を伺いながらのんびりと歩きます。
コウモリ穴に入られるとしても、ふつうのズック靴で十分だと思います、(^-^)

Taoさんのツアー日記を楽しみにしています、、、happy01

こういうお散歩って、体の中が綺麗になる!!
葉緑素いっぱいのお散歩、いいな~♪

樹海って、湿気が多くて木々で薄暗いイメージがあるけれど、そんなことないんだね。。

チャンスがあったら行ってみたいな、、、

typhoonmieko,
たしかに湿気が多くて薄暗いけど、、、
いろいろな植物のお話を聞きながら、
のんびりとお散歩するのって、
リフレッシュできるよ、、、

なによりも、この厳しい環境で文句も言わず、
一生懸命、
たくましく生きている植物に、
励まされちゃった、、、(^^ゞ

これはぜひ行ってみたいです!
写真から澄んだ空気まで伝わってきそうです!!

typhoonBelltreeさん、
ぜひ、行ってみて下さい♪
予約すると、Bellさんご一行さまで、
ガイドさんを独占できて、思う存分、いろいろなことを聞けると思います、(^-^)v

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