重松清著 ”ビタミンF“
第124回(平成12年度下半期) 直木賞受賞
出版社/著者からの内容紹介
このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞ。「家族小説」の最高峰。
38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。
40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。
36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。
「また、がんばってみるか」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。
どこのご家庭にも、いろいろ、あります。
中年になった一家の主が抱えるリアルなありのまま家族の姿が描き出される短編集。
そのひとつひとつがしみじみと心に響きます。
★★★☆☆
« 重松清著 ”あすなろ三三七拍子” | トップページ | 前略 福田衣里子さま、、、 »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- 青山 美智子著 ”リカバリーカバヒコ”(2024.09.07)
- 桐野夏生著 ”真珠とダイヤモンド ”、株式市場に思うこと、、、(2024.08.20)
- 伊坂 幸太郎著 ”777(トリプルセブン)” ☆(2024.08.16)
- 北 杜夫著 ”どくとるマンボウ航海記” ★(2024.06.23)
コメント