新田次郎著 “アラスカ物語“ ★
<内容紹介>
十五歳で日本を脱出、アラスカにわたり、イヌイット(エスキモー)の女性と結婚。
飢餓から一族を救出して救世主と仰がれたフランク安田(安田恭輔)の生涯。
長野県諏訪市出身の著者は、今年生誕100周年を迎えるとのこと、
そして、また、この本の実在した主人公、
「ジャパニーズ・モーゼ」と呼ばれたフランク安田(安田恭輔)は、
今回の大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市出身でもあります。
随分前に読んだ本です。
出先で読む本が無くなった活字中毒の私が、
大阪の古本屋の店先で何気なく手に取った百円のこの本は、
驚くべき雄大な世界へと誘ってくれました。
彼の不屈の精神力は、読む者に、知恵と勇気を与えてくれます。
感動に打ちふるえた、生涯忘れ得ぬ極上の一冊です。
★★★★★
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