町のラーメン屋さん、、、
プチ贅沢(?)な、ある週末の外食、、、
ごくふつうの町のラーメン屋さんです、、、が、
あのロナウジーニョのナイキのCMのラーメン屋さんです!、
・・・まったく、ミーハーだよな~、、、とあきれられながら、、、
うちのおじさんは、有名人と仕事しても、、、
まったくテンションが変わらなかったところはすごい!
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お店のお兄さんは上背があり、
がっしりして姿勢がよく、とてもまじめな応対。
・・・でも、うちのおじさんでさえ、白衣の下のほう、まっ黒だった、
、、と、気がつくくらいに、汚れてた。
日曜日の夕刻、かき入れ時だというのに、店内は半分弱の入り。
そして、驚いたことに、カウンターの端っこで、
そのお兄さんが、ひざをそろえ、背筋をのばして、お行儀よく、、、
まかない飯を食べ始めた
・・・え?、、、
こういう光景、見たの、なんか、すっご~く、久しぶり~!、
あとから、うちのおじさん、
「いいんだよ、あれで。
昔は、三つ四つくらいの子供が奥から鼻たらしながら、
かあちゃ~んとかいいながら、出てきたりしてたよ。」
きびしく教育され、きびきびと立ち働くひとのいる、
行列のできる有名なラーメン店には無い、ゆるくて、
ちょっぴり汚くて、ひとをほっとさせる空気が、この店にはまだある。
ラーメン好きな次男は、、、
「ん、一回行けばもういいかな」
・・・、うん、そうだね、、でも、こうして、
いろんな店に行き、いろんな人を観るんだよ。
客を品定めするような、スノッブな店員のいる下品な高級店も、ね、、、
(^_-)-☆
そうして、パッケージにだまされない、しっかりした目を養うんだよ、
(^-^)
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まさにご主人と同じ感覚に、嬉しくなりました。私も学生時代に、ラーメンの屋台でバイトした経験があります。場所は淀屋橋。ご存知でしょうか、大阪のビジネス街です。
屋台のおじさんも、衛生面は徹底していました。ひとつだけ恐いことがありました。おじさんが旅行に行くというので、屋台をひとりで任されたことです。
屋台は時間前に、彼の仲間が運んでくれてなんとかなるのですが、トラブルがあったらどうしようと不安になりました。
おじさん曰く、「○○ちゃん、喧嘩になったら絶対まけへん。この煮え湯を柄杓でかけるんや」。ちょっと待ってよ、と思いましたが、なんとかなりました。
場所は旧日商岩井本社のすぐ前。いいお客さんばかりで助かりました。
投稿: 四国山中の仙人 | 2012年1月16日 (月) 22:59
>喧嘩になったら絶対まけへん。この煮え湯を柄杓でかけるんや
…って、腹の座ったかっこいいお方ですね~!、
こんなお方と屋台で働いていらした仙人様、、、
雀のお話といい、
いつも、素敵な思い出話をありがとうございます!、
投稿: きぬえ | 2012年1月17日 (火) 08:13
最後の息子さんへの言葉に、きぬえさんの深い人生観を感じると夫と話しております。
尊敬の念を新たにしました。今年もよろしくお願いします。
投稿: もず | 2012年1月18日 (水) 20:59
尊敬などと言っていた戴いたのは生まれて初めてで、
すっかり戸惑っております、、、(^^ゞ
ただ、相変わらずものの考え方というか、価値観を
同じにするお方だなと、、思いつつ、、、
いつも、ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします、、、m(__)m
投稿: きぬえ | 2012年1月19日 (木) 08:10