フランス色漂う元町を巡る”うんちくツアー”
キタムラや近沢レースなどの横浜元町有名老舗店主に聞く、
ワンコインのうんちくツアーに、ahbonさんと参加してまいりました。
集合は夕方、先ずは元町駅近くをガイドの平井さんが案内して下さいました。
フランス山
江戸時代末期の生麦事件のような攘夷派の浪人などによる、
外国人殺傷事件が少なくなかったため、
イギリスとフランスは自国民の保護を名目に自国軍の駐屯を決定。
幕末から明治初期にかけてフランス軍が駐屯したところで、
そこから「フランス山」の名があるそうです。
ちなみにイギリス軍が駐留した地域は「トワンテ山」と呼ばれていますが、これは
駐留したイギリス軍の第20連隊の「トゥエンティ」の発音が由来らしいとのことです。
この広場が、かつてフランス領事館の建っていたところで、
再整備の工事の際に出土したメダリオン(medallion)が、
フランス橋の道路側の橋台部分に、埋め込まれて展示されています。
メダリオンというのは、
建物の両翼部外壁に取り付けられていた円形の飾りのことであり、
「RF」の文字は、「Republiq Francaise(フランス共和国)」のイニシャル。
また、この広場の鉄骨は、パリの中央市場の鉄骨(バルタール)だそうです。
横浜山手の外国人墓地
ペリー艦隊の2回目の来航時にマストから誤って転落死した水兵を埋葬するため、
ペリーの要求した「海の見える地」という条件に合うこの地が選ばれ埋葬されたことが、
外国人墓地の始まりだそうです。
元町の成立、発展、商店街のお話などを伺い、、、
・・・、写真は、三島由紀夫ゆかりの素敵なお店。
元町三丁目の③。暗くなると、下のほうに灯りが燈ります。
・・・、そして、いよいよ、元町の老舗を訪れます。
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きぬえさん 元町楽しかったね。 ところで生麦事件は薩摩藩の侍がおこしたもので浪人ではなかったです。 ウソ言っちゃってごめんなさい。
襲われた4人の中には女性が一人いたようでどんなに怖かったことでしょうね。 結果的には日本の近代化のきっかけになったとも言えるけど
外交的には列強につけいる隙を与えた大失態ですよね。
元町は何回もいったけど、今回はじめてその歴史を知ってますます
好きになりました。
投稿: ahbon | 2011年9月11日 (日) 13:19
女性がいたんですか~、、、
たしか、ついこの前、竜馬が行くでこのシーン読んだんですが、
なんとか流とかいって、
きえ~~~!って、すごい奇声を発して襲い掛かったような記憶が、、、???
ほんとうにいろいろなことが勉強になりましたね、(^-^)
投稿: きぬえ | 2011年9月11日 (日) 21:20