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2011年9月 1日 (木)

乃南アサ著 ”ニサッタ、ニサッタ” ☆



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内容紹介
 
ネットカフェ難民なんて他人事だと思ってた
 
会社の倒産をきっかけに、何をやっても裏目裏目に。
 
気がつけば負け組のワーキングプアになっていた青年を主人公に、
 
現代の幸福を探す、直木賞作家の長編小説!
 


何気なく手に取ったこの本に、
次第にのめりこんでいきました。
心があつくなる、

たいせつな、素晴らしい一冊。

★★★★☆

本文より、こころに残った、ばあちゃんのひとこと、、、








「んだけんど、生きてんだもんなあ。
 
 人は、生きねばなんねえんだもん。
 
 なんがあったって、生きてるうちは、しようがねえ」


・・・、「ニサッタ」とはアイヌ語で「明日」と言う意味だそうです、、、












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コメント

なにげなく図書館で「推薦棚」で手にした。ニサッタってなに?と思い、見たら「アイヌ語で明日」。
アイヌに興味あったが、現代物語はつまらない!との認識だったので、どうしようか?と思ったが、
つまらなかったら、今まで通りにすぐ返せばいい!

 でも、読んでいる内に「耕平がんばれ!」の気持ちに。自分の人生もこれほどではないが、挫折の連続だったような!・・・現代物語もすてたもんじゃない。!まだ、半分しか読んでないが後半が楽しみ、
ばあちゃんの言葉があったかくてシワがあっていい。!いい女って感じ、年輪のせいかも?
「乃南アサ」の作品をもっと読んでみようと思う。

旅まるさん、
わたしも、アイヌにとても興味がありますが、
ニサッタがアイヌ語だとは知らずに何気なく手に取り、
そして、次第にはまってゆきました。

わたしも、乃南アサの本、もっと読んでみます、、、
コメントありがとうございます、、、(^-^)

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