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2011年9月30日 (金)

和裁の道具、其ノ三

 

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森永先生の和裁教室 では、
お稽古の初めと終わりに、針の数を数えることを、先ず教わりました。

亡くなった祖母が、針を見失ったときに、唱えるおまじないがありました。
 「清水の音羽の滝は尽きるとも失せたる針の出でぬことなし」
針の怖さを知っていた祖母は、見つかるまで何度も何度も唱えていました。
門前の小僧で、わたしもいつの間にか、覚えてしまいました。

写真の、白と黒の小さな布は、袖下などに入れる、力布です。
黒いのは、先生がご自分で染められたのを分けて下さったのです。

そして、、、







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2011年9月19日 (月)

更年期なわたし、、、めまいの巻


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めまいを覚えたのは、
もう何年くらい前でしたでしょうか、、、
家にいるときは、それほどでもないんですが、
犬と散歩しようと遊歩道を歩いていると、クラ~ッとするんです。
もしかして、悪い病気?
不安な日々を過ごしていたある日、
友だちのJちゃんと電話で話していて、ふと、めまいがするの、とこぼすと、、、







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2011年9月17日 (土)

東野 圭吾著 ”プラチナデータ”


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内容(「BOOK」データベースより)
 
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、
 
科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。
 
警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操る
 
DNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。
 
犯人はこの世に存在しないのか?、
 
時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。
 
現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。
 
犯人は、神楽自身であることを示していた。確信は疑念に、追う者は追われる者に。
 
すべての謎は、DNAが解決する。
 
数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。





著者の守備範囲の広さといったら、ただただ、感服するばかりです。
・・・、が、、、この手のお話が、どうもいまひとつ、好きになれないんです、、、
しかも、エンディングが、また、納得できないというか、、、
★★★☆☆

もう一冊、”さまよう刃”は、、、





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2011年9月15日 (木)

齋藤 薫さんの”節電こそアンチエイジング?”


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少し前になりますが、2011/8/11 朝日新聞から、
美容ジャーナリスト、齋藤 薫さんの記事を転記します。


「節電こそアンチエイジング? 汗かきは、歳をとらない。」
日本人は我慢強い……国をあげて”節電の夏”となった今年、あらためてそう思った。
でもそれは、期せずしてひとつの警告となる。
汗をかかない日本人に対しての。
たとえば岩盤浴のようにサラサラの汗を出す手段そのものが
ブームになったりするのは、汗の出ない時代の象徴。
しかも、このところ年々汗が出ない人が増えていた。

もちろん、汗は女にとって
”化粧くずれ”と”脇のシミ”、”見苦しさ”と”匂い”を生む厄介なもの。
しかも単なる排泄物ではなく、悪い汗は必要な塩分やミネラルをも放出してしまう。
熱中症の問題もあり、いたずらに汗かきを奨励はできないが、いい汗をかけば
代謝も高まってヤセやすい体になり、体内も浄化されて免疫力も高めることになる。
それどころか、汗かきの方が基本的に肌も若く、歳をとらないとさえ言われる。
確かに塩分濃度の低い、サラサラの汗が皮脂と混ざり合ってできる皮脂膜は、
天然のクリームとしても上質だ。

ちなみに、より良い汗をかくにはやっぱり体を動かしながら汗を出すのがベストであり、
日常の家事を節電の中でやるのは、それ自体が自然なアンチエイジング。
人間の歴史には最近まで、“汗をかきましょう”という提案などあまり例がなく、
エアコンに慣れきって夏も汗をかかなくなった人間の体にも、
一種の”異常気象”が起きていることを肝に銘じるべき。
我慢する性分を思い出すだけでなく、日本人はここで不便だった時代の日常生活を
体で思い出さなきゃいけないのかもしれない。
いろんな意味で、気づきと学びの多い夏である。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・


その昔、齋藤 薫さんが、25ANS編集部にいらした頃、、、


 

 

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2011年9月13日 (火)

Kona Salon のパンクラス、ピザ



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Kona Salon
のパンクラス、ピザ、でした。
かぼちゃとタイム
クラスがタイムの高貴な香りに包まれて、もうそれだけで至福のひととき。



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2011年9月10日 (土)

中華街 牡丹園 ②



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お腹を空かして、食い意地の張ったおばさんは、
4000円コースにチャレンジ、、先ずは、三種前菜から、、






 

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鶏肉入りフカヒレスープ、、、おいし~!、
ひとり、二杯はとれる量です!





 

 

 

 

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2011年9月 9日 (金)

フランス色漂う元町を巡る”うんちくツアー”②


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店頭にお洒落なペットバー(わんちゃんの水飲み場)を備えた、
明治15年創業のご存知キタムラ
2階のシックなクロコダイルのバックの並ぶ売り場で、
薀蓄を伝授していただいた上に、お土産まで、キタムラさん、ありがとうございます、                              
・・・、500円の参加費で、、、
   こんなにかわいいバックまで戴いてしまって、、いいんでしょうか~、(*^^*)



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2011年9月 8日 (木)

フランス色漂う元町を巡る”うんちくツアー”

 



キタムラや近沢レースなどの横浜元町有名老舗店主に聞く、
ワンコインのうんちくツアーに、ahbonさんと参加してまいりました。
集合は夕方、先ずは元町駅近くをガイドの平井さんが案内して下さいました。


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フランス山
江戸時代末期の生麦事件のような攘夷派の浪人などによる、
外国人殺傷事件が少なくなかったため、
イギリスとフランスは自国民の保護を名目に自国軍の駐屯を決定。
幕末から明治初期にかけてフランス軍が駐屯したところで、
そこから「フランス山」の名があるそうです。
ちなみにイギリス軍が駐留した地域は「トワンテ山」と呼ばれていますが、これは
駐留したイギリス軍の第20連隊の「トゥエンティ」の発音が由来らしいとのことです。
この広場が、かつてフランス領事館の建っていたところで、
再整備の工事の際に出土したメダリオンmedallion)が、
フランス橋の道路側の橋台部分に、埋め込まれて展示されています。
メダリオンというのは、
建物の両翼部外壁に取り付けられていた円形の飾りのことであり、
RF」の文字は、「Republiq Francaise(フランス共和国)」のイニシャル。
また、この広場の鉄骨は、パリの中央市場の鉄骨(バルタール)だそうです。




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2011年9月 5日 (月)

浜内千波さんの、トマトスープ


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「このスープは大のお気に入りで、家でもよく作るんですよ」
お料理のプロのこのひと言で、さっそく作ってみました♪

作り方は、、、






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2011年9月 2日 (金)

どじょう総理を支持します、(^-^)



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もう、いいかげん、ワルグチは聞きたくないんです!、<`~´>
間接的にしても、わたしたちみんなで選んだ総理です。
四の五の言ってる場合じゃない。
一丸となって、ちからをあわせ、国難に立ち向かわなければならないときに、
足の引っ張り合い、罵詈雑言、蠢く利権、、、
口角泡飛ばしてワルグチばっかりのメディアにも、、もううんざりです、(>_<)

どんなに小さな一歩でも、・・・、少しでも、前に進みたいんです。

どじょう総理のことを、華がないという人がいますが、わたしは、
華より、実のある人を間違いなく選びます。

そして、常日頃尊敬している、
NHKの大越キャスターの こちらの記事 に感服致しました、、、                              
・・・、いや、、、、さすがです!









2011年9月 1日 (木)

楊逸著 "時が滲む朝”



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「おいしい中国」で、すっかり楊逸さんのファンになってしまい、
素敵な装丁に惹かれて「すき・やき」を手にしましたが、、、
これが、わたしには、いまひとつで、、
芥川賞受賞作にチャレンジ。








 

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内容(「BOOK」データベースより)
 
天安門事件前夜から北京五輪前夜まで。中国民主化勢力の青春と挫折。
 
デビュー作「ワンちゃん」に続く、在日中国人作家の芥川賞受賞作。 




冒頭の貧しい農民の倅二人の会話、
「同じ大学に入ろうね。卒業したら、帰ってきて、この高校の先生になって、
 僕たちで、農村の子どもを国のエリートに育てよう」、
このくだりに、思わず熱いものがこみあがてきました。
そして、やがて親になり、夢破れ、ふるさとの父に電話して、
「父さんっ」と、泣き崩れ、、、
「よしよし、泣きな、父さんも、、、」
ここでは、思いっきり、、、魂を揺さぶられました、、、
ただ、希望に満ち溢れた中国の若者たちのワクワクする前半に比べると、
・・・、わたし的には、後半がややテンション落ちました、、、

★★★☆☆










乃南アサ著 ”ニサッタ、ニサッタ” ☆



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内容紹介
 
ネットカフェ難民なんて他人事だと思ってた
 
会社の倒産をきっかけに、何をやっても裏目裏目に。
 
気がつけば負け組のワーキングプアになっていた青年を主人公に、
 
現代の幸福を探す、直木賞作家の長編小説!
 


何気なく手に取ったこの本に、
次第にのめりこんでいきました。
心があつくなる、

たいせつな、素晴らしい一冊。

★★★★☆

本文より、こころに残った、ばあちゃんのひとこと、、、





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大好きな本

  • あさの あつこ: バッテリー
  • サガン: なんでも
  • チャンドラー: 長いお別れ
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊 公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊与原 新: 八月の銀の雪
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田 マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田 修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 夏川 草介: 神様のカルテ
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 宮田 輝: 流転の海
  • 小川 洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山本文緒: 自転しながら公転する
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • 沢木 耕太郎: 深夜特急
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中 惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
  • B・パーカー: スペンサー
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