リリー・フランキー著”東京タワー オカンとボクと、時々、オトン” ☆
内容
母親とは?、家族とは?、
普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。
2006年本屋大賞、受賞作品
リリー・フランキーって、名前は聞き知っておりましたが、
何をやってる人か、じつは知りませんでした。
速水もこみち主演のテレビドラマを、ちらりと見て、
なんだか、面白くなくてそれっきりでした。
図書館に置いてあったので、本屋大賞受賞作だし、と、
何気なく手にとって、読み始めました。
もう、ほんとうに、どうしようもない、サイテ~のカス、、、のボク。
・・・、この役を、もこみちが演じるのは、かなり無理があるような、、、
そして、文句ひとつ、説教ひとつ言わず、
ただ、ただ、おいしいご飯を、山のように作り続けるオカン。
天性の料理勘、抜群のセンスの持ち主が、
手間隙惜しまず、それはそれは丁寧に作るごはん、、、
贅沢の極みのようなご飯、、、食べてみたかったな~、、、
そのご飯と、オカンを目当てに、集まってくるたくさんのひと、ひと、、、
どうしようもない、ボクは、でも、、、、
仲間を大切にする、思いやりのある、すっごくいいやつだった。
素晴らしい一冊。
こんな素敵な本が、図書館でほとんど待つことなく、
今ならすぐに借りることができます。
★★★★☆
読後、著者がどんな人か、ググッてみました、、、
そして、、あ~、このひと、知ってる~!
「みうらじゅんのマイブームクッキング」の酢豚のときのゲストのひとだ~、、、!
・・・、おうちのCMにも出てますね~、、、
ずっと聞いていたくなる、すご~くステキな声の持ち主♪、
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