銀座もとじ、泥染体験セミナーにて、、、

銀座もとじ、泥染体験セミナーにて、ゴムで絞りを施した真知子さんの力作。
まるで、花火のような見事な仕上がりに、
みなさまの歓声が、、、                              

他にも、素敵なぼかしの入ったストールなど、
みなさん、感心する出来栄えでしたが、芸のないわたくしは、、、
母の形見のシミの出た白い帯揚げをただ一色の泥染めにしました。
もとじさんは、、、

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その昔、なかよしの友達と銀座をぶらぶらしていて、
きもの好きの彼女が小さな呉服屋さんに入りました。
当時は、まったく着物に興味が無かった私は、ただ付き合いで一緒に。

店の人は、歓声をあげる私たちに、
次々と奥から反物を出してきては広げて見せて下さいました。
まだ、二十歳そこそこ、ジーパンにＴシャツ、スニーカーでどうみても、
お金がないのは一目瞭然、高価な着物なぞとても買いそうにもない田舎者の私たちに、、、

色とりどりに波打つ反物の海を見ながら、その美しい着物より、
ただ、お店の方の着物を愛する強い気持ちに打たれていました。
そのお方、もとじさんは、その後、どんどんお店を広げられて、
マスコミでも時折お顔を拝見するようになりました。
・・・、この日、セミナーで、大島紬のいろいろを熱く語るもとじさん、、、

2010年10月、奄美大島は記録的な大雨に見舞われました。
壊滅的な打撃から立ち直った泥染め職人の金井さん、

驚くほど、きめが細かくなめらかな、奄美大島の泥。
触媒を一切使わない、自然そのものの染めです。
真知子さんとふたりで、泥の香りにひたりながら、
童心に返ってどろんこ遊びを思う存分楽しみました。
もとじさん、金井さん、
スタッフの皆さま、素敵な一日を本当にありがとうございました、(^-^)