東北の「福の神」
〈生きてゆくあなたへ〉 作家・伊集院静、、朝日新聞より以下に転記します。
仙台で暮らして約15年。昨秋からは「福の神」と言われた、
仙台四郎を題材にした小説を地元紙で連載しています。
幼いころ川に落ちた後遺症で話すこともできない四郎を、仙台の人は温かく見守るのです。
お金を持たない四郎が店に来てもきちんともてなし、
四郎が通った店は繁盛したという逸話も残っている。
四郎を排除せずに守ってきた人々の温かさはどこから生まれたのか。
東北地方は繰り返し地震の被害を受け、復興してきました。
痛みを知るからこそ優しさが生まれた気がします。私も弟を嵐の海で亡くしました。
自分の命と取りかえられるならと思い詰めた時期もあります。
その体験は今も私の生き方や考え方の原点になっています。
何があってもあきらめずに立ち上がっていく。耐えて、ねばり強く仕事を続ける。
そんな日本人の美質を最も持っているのが東北の人々ではないでしょうか。
これからも、この街とこの街で暮らす人たちの美質を伝えていきたいと思っています。
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「3/11 東日本大震災」カテゴリの記事
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新幹線に乗って・・・
毎月≪トランウ"ェール≫を読む
最初に伊集院静の車窓に揺れる記憶というエッセイが飛び込む
これが三月でお別れだ・・・・・
実に悲しい
彼が仙台に住んでいるとは知っていた
先週の週刊文春の彼の連載「悩むが花」に
[救いたいと思ったら行動するのが先だわナ]とあった
何もしない自分が恥ずかしかった・・・


のワタシ
久しくコメントを書けなかったのは
きぬえちゃんの行動力・気持ちが眩しかったから
生き方の違い?差?を思い知らされたから
投稿: たつのくん | 2011年4月12日 (火) 11:45
このお話、すごくいいでしょう~?、わたしもぐっときたの、、、
たつのくん、週刊誌たくさん熟読してるから、
わたしなんかより、ゼッタイ時事問題通だと思うよ!、(^_-)-☆
偉そうなこと、書いてるけどさ~、、、
なんにもしてない、、(-.-)
ただ、カッカしたり、メソメソしたりしてるだけ。
ひとそれぞれだから、
みんなが、自分の出来ることを少しずつすればいいんだよ、、、(*^_^*)
大切なことは、これから復興まで、長い、長い時間がかかる、、、
悲しんでいる人、
もがき苦しんでいる人、
がんばってる人が、たくさんいることを、
忘れないことだと思う、、、
東北の人たちは、、、無口だから、、、
投稿: きぬえ | 2011年4月12日 (火) 19:54