米原万理著 ”ヒトのオスは飼わないの?” ☆
内容紹介
ロシア語通訳として第一線で活躍しながら、
家に帰れば犬1匹、猫6匹に振りまわされる毎日。
読売文学賞、講談社エッセイ賞作家の、笑って泣けるエッセイ。
――本文より
その翌年の年頭あいさつは、こうだった。
「一昨年の猫2匹に続いて、昨年は、
仕事先で出会った野良犬1匹、連れ帰ってしまいました……」
これを受け取った恩師が、元旦早々電話してきた。
「ネコイヌもいいけれどねえ、君、そんなことより、
早くヒトのオスを飼いなさい、ヒトのオスを!!」
「ハラスのいた日々」もそうでしたが、ロシア語を自在に操るインテリの著者が、
犬、ねこたちに振り回されているさまは、笑いながらも、涙が止まらないのでした、、、
★★★★☆
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