さようなら、ジッチ、、、
突然のジッチの訃報に、愕然とした、、、
まだ若いのに、、、
昔、モデルをしていた頃、ジッチはカメラマンKさんのアシスタントだった。
彼が独立したのは、わたしが、モデルをやめてから、、、
うちのおじさんの仕事柄、家には様々な雑誌があったけれど、
ジッチは、あっという間に、そのどれもに名前が出てる、
超売れっ子カメラマンに駆け上がっていった。
特に美容のページは、ジッチの独擅場、、、
ファンタスティックな、ライティング、、、
見たこともない、そのまるで絵画のような美しさに、目を瞠った。
独特なその写真は、名前を見なくても、
すぐに、ジッチの写真だと分かるほどだった。
上位クラスのベンツに乗り、モダンなお家を買い、
その新築祝いにも、呼んでくれた。
みんなと一緒に、うちにも遊びに来てくれて、
せまい、このリビングの床に、ごろんと寝っころがって、
ニコニコとご機嫌でくつろいでいるジッチは、とても、
時代の先端を行くエッジィな業界人には、見えなかった。
・・・そんな、ジッチが、わたしは、大好きだった、、、
モデルなら、女性なら、誰でもこんな風に撮ってもらいたいと、憧れる、、、
ジッチは、夢のカメラマンだった、、、
・・・、さようなら、ジッチ、、、
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