森 荷葉著 ”和のシンプル生活 ”
内容(「MARC」データベースより)
愛着あるものに囲まれ、ごはんを作り、
自分で育てた草花を眺めながら、
ビジネスの打ち合わせをする暮らし…。
ほどよく気ばらず、やっと見つけた大人が楽しむ和の日常を紹介する。
テレビでお見かけした著者に、一瞬で心を奪われました。
息を呑むコントラストの着物、凛とした立ち姿、、、
そして、何よりも、染めないままの白髪、、、
それを、味方につけてさらに美しさに磨きをかけているのは、
たぶん尋常ではないお心の強さとお見受け致しました。
すっかり、ファンになって、手に取った一冊ですが、、、
その拘りと相反する、ゆるさに、さらにファンになってしまいました、、、
以下本文より、、、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕方、薄暗くなってきてもすぐには室内灯をつけず、ほの暗さを味わいます。
コンクリートジャングルの夏は厳しいもの。
だからこそ、力ずくで気温を下げるばかりでなく、
五感で涼しさを感じられるように工夫していきたいと思います。
楽をしたい、それでいていいところを見せたい、
という虫のいい私が重宝しているのが、お盆と大皿です。
・・・場所ふさぎだからとしまいこんでしまったら、結局は宝の持ち腐れですね。
すぐ出せる状態にして於けるかどうか確認してから買ったほうがいいでしょう。
また、台所の流しが小さいと、お風呂場でお皿を洗わなければならないこともあります。
欠点もあるけれど華やかで陽気な友人のような大皿。
替えがたい魅力に、やっぱり私はつきあっていきたいと思います。
香水はジャン・パトウのミル
私は仕事で豪華客船に乗ることがありますが、その仮装パーティーではかならず
「あの人大丈夫かしら」というような、おばかさんな仮装をします。
場末っぽいカツラをかぶって網タイツで踊りまくる女がマナー講座の講師だと聞けば、
皆さんあいた口がふさがらないことでしょう。
蛭釘、中釘、花入れ釘・・・
和の釘には様々な種類があって、形とその名前を眺めるだけでも面白いもの。
帰省先がない身としては、故郷のお盆というのもいいなと思いますが、
ラッシュや親戚の人間関係、お嫁さんとしてこき使われるなど、
帰省がつらいという話もよく聞きます。
それなら、「この苦労がすべて厄落としになる!」と
発想を前向きに切り替えてはどうでしょうか。
それも無理なら、いっそきっぱり断ることも考えては。
自分がやるならやる、やらないならやらない。
愚痴を言いながらずるずるでは、貴重な時間がもったいないような気がします。
同感です♪、文句言いながら暮らしたくない私は、とても共感を覚えます!、
・・・、そんな著者が寝る前のひととき、愛読していらっしゃるのは、、、
ひたすらマンガ、それも、「浦安鉄筋家族」といったものばかり、、、、
・憧れの森荷葉さんの講座へ行って参りました。
荷葉塾「オトナ美人への道」のレポは、こちらから、、、
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今、私が一番 感服している(もっと良い言い回しが見つからないの(>_<))きぬえさんが「一瞬で心を奪われました」と・・・!?
紹介された本文を読み、私もノックアウトされました。
Amazonから明後日送ってくるでしょう(o^-^o)
見習いたい事が一杯のようで、今から、た・の・し・み!
素敵な方のご紹介、ありがとう!
投稿: Tao | 2010年7月25日 (日) 23:48
Taoさん、
ひえ~、、、!、
しわだらけの、ぽっこりお腹のてんでさえないおばはんですのに~?
でも、ありがとうございます、(^^ゞ
私のことは、森さんのような美しい方とイメージしてくださいませ~!、、、ケケケ
このご本が、Taoさんの、お気にいって頂けるとうれしいです、(^-^)、
昨日、著者の”和風えれがんと マナー講座"という本を
図書館で借りてきたところです、、、
投稿: きぬえ | 2010年7月26日 (月) 08:33
うわぁ~~~やられたあ(p_q*)
まさに自分!!!!!
貴重な時間を28年も無駄にしてきた
愚痴を言いながらずるずる・・・
わかっているのよ!頭では
ワタシの人生なのに
お馬鹿なワタシ
ツバメさんの雛ちゃん4羽育ちざかりデス。
投稿: たつのくん | 2010年7月27日 (火) 09:15
たつのくん、
そうだよ!、
誰の人生でもない、自分で選んだ、じぶんのもの、だよ~!
だれかのせいにしたり、
文句ぶつぶつ言いながら暮らすのなんて、
つまんないよ~♪、(^_-)
つばめさん、来年も来てくれるかな~、(*^_^*)
投稿: きぬえ | 2010年7月27日 (火) 20:06
きぬえさん こんばんは!
今日、午後 Amazonから届きました。十年ぶりくらいのプールから帰るなり、今まで 夢中で読みましたよ~。
は~い、勿論、しっかり きぬえさんを重ねましたとも!!
身辺にある魅力のある品々と、それを選ぶ闊達なセンスと物の考え方に頷きながら、大事にする所と拘りを捨てる所との程のいいバランス感覚が快感でした。
森さんの魅力は、そのしなやかさにあるのですね。
しっかりと、きぬえさんに重なりますよ!!
急にお部屋を片付けたくなりました
投稿: Tao | 2010年7月28日 (水) 22:08
Taoさん、
まさに、電光石火のごとく、、、もう読んでしまわれたとは~!?
それにしても、お気に言っていただけたようで、
ほっと、一安心です、、、(^-^)
昨日、このご本で紹介されていたので、、わたしも、
主人の母の形見の絽の夏羽織を解いて、
お袖の部分で、暖簾を作ったんです、、、
これが、とても、涼しげで、ご機嫌です、、、(^^ゞ
投稿: きぬえ | 2010年7月29日 (木) 08:26
きぬえさま 今はかなり落ち着きましたが、私は活字中毒だったの。
4~5日の過酷な山の縦走から帰って、一番にすることは活字を読む!こと。それで疲労が一気に消えて自分が取り戻せたのです。
森さんの次の著書、図書館で探してきますね。
絽ののれん、さすがですね! いいなあ!
私も母の残した着物や帯、どうしようかと考えています。
支那緞子や刺繍の物など、私が貰ったものは、少し華やか過ぎて、今となっては面喰らっているのです。
投稿: Tao | 2010年7月29日 (木) 21:30
Taoさま、
>4~5日の過酷な山の縦走、、、
すごいです!、わたしは、とても、とても、、、
>支那緞子や刺繍の物、、、
どんなに素敵なお品物なんでしょうか、、、、
想像が膨れ上がってしまいます、、、(^^ゞ
主人の母も、私の母も、とても小柄なひとでしたので、
帯だけは、結ぶことができるのですが、
着物は2、3枚、揚げがたっぷり入っていたのは自分用に縫い直しましたが、
あとは、デッドストックとなっております。
なので、暖簾として生き返ったのが余計にうれしかったです、(^-^)
投稿: きぬえ | 2010年7月30日 (金) 08:58