山本周五郎著 "大炊介始末”
内容紹介
自分の出生の秘密を知った大炊介が、狂態を装って藩の衆望を
故意にうらぎらねばならなかった悲劇を描く表題作。
自分たちはおたふくであるときめこんでしまっている、
底抜けに明るく情味豊かな姉妹の物語「おたふく」。
奇抜な視点と卓抜な文体で「剣聖」宮本武蔵を描き、
著者の後半期の出発点となった、意義深い作品「よじょう」など。
さまざまな傾向の短編から代表作10編を選りすぐった。
去年読んだ本のわたし的ナンバーワンは、和田竜著”のぼうの城”、
その著者の推薦本だったので、久しぶりに手に取った、大好きな山本周五郎、、、
その大きすぎる期待が仇をなしたのか、
それとも、時の流れがわたしを変えたのか、、、
★★☆☆☆
やはり同じく、彼の推薦本で読んでみた、
橋本忍著”複眼の映像ー私と黒澤明”
じつは、後期の黒澤作品しか観ていなくて、
よくわからない私が、理解を深めようと手に取ってはみたものの、、、
日本映画に造詣のある方だったら、
さぞかし、興味深いだろうと、知識のない自分を残念に思いました、、、
★★☆☆☆
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