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2010年6月14日 (月)

山本一力著 "晋平の矢立” ☆


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内容(「BOOK」データベースより)
 
享保二年正月、江戸尾張町が大火に見舞われた。
 
焼け残った土蔵の取り壊しに難儀した肝煎衆五人組は、
 
深川に壊しの名人・伊豆晋平を訪ねる。
 
“伊豆晋”は建替え普請のために家屋を壊す「壊し屋」だ。
 
荒くれ男たちを束ねる棟梁晋平は、度量もさることながら、
 
蔵から出る古道具への目利きも並ではない。
 
蔵の壊しを請け負った伊豆晋の面々の活躍と、
 
所蔵品にまつわる因縁話を、情たっぷりに描く、大江戸人情物語。



世間的には、決して評価の高い本とは言えないけれど、わたしは、
直木賞を受賞した、”あかね空”より、好きです。
江戸の職人の、粋と侠気をたっぷりと、たのしみました、、、
だいこん "と並ぶくらいに、大好きです、、、

★★★★☆









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コメント

今、【菜種晴れ】を読んでいます
ちょっと【だいこん】に雰囲気似ているかな?
5歳の子がてんぷらを上手に揚げるのが
ちょっと無理があるようで
なぜ主人公が10歳くらいではなく5歳なのか
山本さんにお聞きしたい・・
まだ半分しか読んでないので
そのあたりはまだ??です。


たしかに、5歳の子がてんぷらって、無理があるかも、、、
【菜種晴れ】読んでないんですが、面白そうですね、、(^-^)
ちょうど、"峠越え”を図書館で借りてきたところです、
そうそう、"銀しゃり"も、私は面白かったです、、、
”だいこん"といい、”銀しゃり”といい、お腹の空く本です~、、(^^ゞ

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