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2010年2月27日 (土)

東野圭吾著 ”新参者” ☆



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   『内容
    江戸の匂いも残る日本橋の一角で発見された、
    ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
    「どうして、あんなにいい人が……」

    周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
    着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、
    事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。
      
「この町のことを思い浮かべるだけで、忽ち様々な人間が動きだした。
    そのうちの一人を描こうとすると、そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。
    まるでドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。同時に謎も。
    最後のドミノを倒した時の達成感は、作家として初めて味わうものだった」
    
――東野圭吾』



初めて読んでみた、加賀シリーズです。
人情と風情溢れる下町で、事件だけでなく、
もつれた夫婦や親子関係も、解きほぐしてゆく、
刑事・加賀恭一郎、、、
流石、の、細心にして緻密、完璧なプロット、、、
そして、、、最後に倒されたドミノの裏を観たときは、、、
やっぱり、、、この作家の手腕に、うならせられてしまう、のでした、、、

★★★★☆ 


























 

 

 

 

 

2010年2月25日 (木)

東京 芝とうふ屋うかい



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やって参りました、、、あこがれの、芝とうふ屋 うかい、、、






 

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 ● 新ばれいしょと菜の花




.

 

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お酒のチョイスは、なんたって、mieko におまかせ、、(^-^)
・・・さすが~!、おいし~♪、(*^_^*
 ● あげ田楽
 ● 江戸前穴子とかぶら含め煮





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 本日の湊より




 

 

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 ● 筍おこわ、塩とまと、春菜ひたし
 ● 名物 豆水とうふ
 ● 百合根ご飯、香の物、汁

どれもこれも、筆舌に尽くしがたいおいしさ、、、
汁まですべて、戴きました、、、






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 ● 芝のしるこ






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、、、この贅を尽くした静謐な店で、、おばさんたちの、、、しゃべること、、、(^o^)
その話の内容に、お料理を運んでくださる仲居さんも、、、
一瞬固まるように見えた、、のは・・・、気のせい、、でしょうか、、、(^^

珈琲ラウンジに移動して、、、さらに、、しゃべる、しゃべる、しゃべる、、、
あ~、、おいしかった~!、 最高に、たのしかった~♪
mieko
、に、megu、ほんとうにありがとう、、、









DEANDELUGA + bookmarker


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元モデル仲間だった、mieko より、、、
わたしが好きだと、覚えていてくれた、、、キャンディーと、、、




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おいしくって、ほっぺたが落ちそう~♪
mieko
手作りの、ふき味噌
誕生日プレゼントに、mieko からもらった器に入れて、、、(^-^)




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そして、ジモトモで、モデル仲間の、megu からは、
思わず、ため息がでちゃった、ステキなブックマーカー




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さっそく、読みかけの本に、、、

mieko
、に、megu
たのしい一日と、ステキなプレゼント、ほんとうにありがとう、、、                              















2010年2月19日 (金)

Kona Salon のパンクラス、シナモンロール

 

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輝くシナモンロール、、、
久しぶりの、、kona Salon のパンクラス、でした。





 

 

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カリフラワーのスープ
あんまりおいしくって、、、・・・、ちょっと、感動してしまいました、、、



 

 

 

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甘栗入りパテ、いちごのサラダ



 

 

 

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アイシングしたパーフェクトなシナモンロール♪、、、
いつもながら、tomoさん独特の個性あふれるセレクト、、、
そして、みなさまの笑顔で、クラスは、ニッコニコ、ほっかほか、、、(^-^)

ご一緒したブロガーさんは、
hjemmeさん
、 
natsukoさん
、 
おふたりとも、お菓子教室を主宰なさっていらっしゃいます、、、








2010年2月17日 (水)

人生の土俵、、、



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うちのおじさんの車、車検でした。
あれこれ、私物を下ろしたなかに、黒い長財布があり、
長男Sに、聞いてみると、”俺のじゃない、、、”
財布はコンソールボックスに入っていたのだから、、、
長男のでないとすると、次男Nの、ってことになる。
だけど、、、戻ってきた次男も、"俺んじゃ、ない”
え?、、、じゃ、誰の・・・???
財布を検めていた長男に、いくら入っているのか聞くと、8千円だ、という。
・・・、8千円か、、じゃ、ふたりで、山分けしていいよ、と言うと、
4千円を手にして、ふたりとも、予期せぬ幸運に、満面の笑顔、、、ニッコニコしてる。
しばらくして、長男が、
”財布の中に入ってるレシートは、まっ白になってるけど、
 T市の薬局のクーポン券が入ってる、、、おじいちゃんのだ!”、

すると、驚いたことに、ふたりは、すっと、4千円を、主人に返した、、、
思わず、、、"・・・、おまえたち、えらいじゃん!、、、見直したよ~"、と言うと、
長男が、”これが、おふくろのクーポン券だったら、黙ってもらってる、”

、、、べつにそれで、いいよ、
わたしだったら、、、ボコボコにして、取り返す、、って言うか、取り返せる。
そういう相手なら、いいんだよ、、、

でも、おじいちゃんは、そうじゃない。
土俵から降りてる人間を、足蹴にするようなことだけは、、、、、、
それさえ、やらなきゃ、、べつに、いいよ、、、

もう、間もなく、わたしも、土俵を降りるときがくる、、、
そのときは、、、よろしく、、、(^-^)













相撲の土俵に、、、



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相撲の土俵にあがりたがる女の人がいるけど、、、わたしには、理解不能、、、
男女同権って、こういうときに使う言葉じゃないような気がする。
やっぱり、腕力じゃ、まったくかなわないし、
力の強い男たちがしのぎを削る、彼らが大切にしている世界に、
無理やり分け入っていくこともない、と思う。

わたしたち女性は、たとえ編み物サークルに男性が入ってきたとしても、
ちょっと驚きはするけれど、すぐに席をつめて、同席することを厭わないけど、
それと、土俵はまったくちがうような、、、

そして、だからこそ、圧倒的な腕力を有する人間は、
そうでない人たちに、優しくあるべきだ、と思う。
強くてやさしい人間こそが、真の勇者だ、と、、、



・・・、物言わぬ犬やねこたち、、、
    腕力の無いこどもや女性に、暴力をふるうひとが、わたしは、キライ、、、









2010年2月15日 (月)

町田 白河手打中華そば 一番いちばん



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うわさの中華そばを頂いてまいりました、(^-^)  手打中華そば、700円、
おいしそう、でしょう?、、おいしぃンです♪




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わんたん麺、880円、
ラーメン屋さんで、食券で注文するのって、なんとなく、スキです、
ごちそうさまです、(*^_^*

町田 白河手打中華そば 一番いちばん
、はこちらから、、、









2010年2月12日 (金)

材木屋の選択

 

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むか~し、昔、母に、言われた、
 ”ほ~んと、あんたは、材木屋だね~”
 ”?、なに、それ~?、、、”
 ”木が多い・・・、、気が多いから、よ、”
なるほどな~!、ヽ(^o^)丿、と、いたく感心したわたし。 
だって、テレビ見てても、みんな、それぞれにカッコよくて、
ひとりに決められない~♪、(^o^)
あの人も、いいし、このひとも、ステキ!、、・・・で、どんどん、変わる。(^^
でも、、、






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ハゲタカの鷲津さん、、、



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、、、という、自他共に認める材木屋のわたしですが、、、
このところ、もう、ずっと、ず~っと、わたしの心を占めているのは、、、
鷲津さん、ただひとり、、、                              
・・、こんなこと、はじめて、、、

ドラマのハゲタカのDVDまで、買っちゃって、もう、、完全に、ビョーキです、、  
眼鏡かけてる鷲津さんが、好きなんです、、、
・・・、かけてないと、、ふつう、、、
べつに、メガネフェチではないつもりです、
うちは、主人も長男もメガネだけど、、、、べつに、なんとも、、、

鷲津さんは、いま、NHKの龍馬伝で、武市半平太役をしています。
坂本竜馬は、わたしにとって、中学生のとき読んだ、
”司馬遼太郎の竜馬”でしかありえない、ので、
うん!、福山龍馬、いいかんじ~♪、とは思うけど、それだけで、、
武市半平太にいたっては、鷲津さんとは、まったく別人、、、
・・・、メガネかけてないし、、、

それで、おじさんが、龍馬伝を熱心に観ていても、わたしは、本を読んでたり、する。
でも、、声に、反応しちゃうんデス、、、
鷲津さんの、、、  

そして、そして、家族が寝静まった深夜、、、
おばさんは、ニヤニヤしながら、やおらDVDのスイッチを入れて、
ハゲタカの鷲津さんに見とれては、、、全身脱力、、、
とろ~っと、とろけて、へらへらしてルンです、、、  


かな~り、ブキミだ、と、じぶんでも、思います、ハイ、、(^^


あ、、でも、赤いハゲタカのDVDは、買うつもりは、ないンです、、、
鷲津さんが、、老けちゃって、、映画館では、ショックで、めまいが、、、









2010年2月 8日 (月)

春菊のサラダ




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庭の春菊を間引きして、
オリーブオイルで炒めて塩コショウした、きのこと合わせて、サラダに、、、
庭の柚子を、しぼって、、、(^-^)










2010年2月 5日 (金)

Galettoria & mercerie

 

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ahbonさんのブロ で拝見して、すっかり心をうばわれ、
ガイドをお願いした、日帰りパリツアーの始まりです、(^-^)
のんびり待ち合わせて、まずは松涛でランチ
蔦の絡まる、南仏のノスタルジックな雰囲気の、クレープリガレットリア、、、
・ハムとチーズのガレット






 

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 塩バタークレープ、厳選されたオーガニック食材でつくられています、、、      
  merci beaucoup♪





 

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それから、姉妹店の手芸屋さん、メルスリーへ、、、
セールで、店内のほとんどが50%オフになっており、
ふだんなら、ゼッタイ買わない、ちいさなハサミ(5cm)も、つい買ってしまいました、、

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さんのお姉さまに戴いたチケットで、
パリからちょっと足を延ばして、ロンドンへ、、、♪
Bunkamura "
愛のヴィクトリアンジュエリー展"を観て、
華麗なる英国のライススタイルを堪能しました、、、










B.C.B.G.

 

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そして、そして、これが、Necklace-necklace で買ったものです!
三つとも、セールでしたので、買いました(買えました)
ビーズのネックレスは、定価、15,000円、が、5,250円、

夢のように、ステキです♪ 
ahbonさんは、お姉さまの分も、と、ふたつも、、、

ネックレス・ネックレスに隣接する、、、Bon Majique
美しすぎるバロックパールに、とろけそうでした、、、

bon chic bon genre
、、、 









ahbonさんのお姉さま、、、


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お目にかかったことはありませんが、
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さんのお姉さまは、ファイナンシャルプランナーの資格を有する、T大出の才媛。
そのうえ、料理も、裁縫も玄人はだし、、、
しかも、ボランティア精神に満ちた心優しいお方でいらっしゃる、、、
まさに、far star、、                              
そのお方が、作ってくださった、驚きのスイーツです、、、ヽ(^o^)丿

ごちそうさまです♪
ほんとうに、ありがとうございます!!!











のんべえ横丁にて、、、

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そして、ここは、わたしのとっておきの、大切なお店、、、
場末の雰囲気、お客さんが五人でぎゅうぎゅう詰めの古い小さなちいさな店、、、
夕方からの営業だし、万人むけ、というわけではない、のですが、、、





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ふたりが立つだけで精一杯のちいさな厨房で、本わさびを、すりおろし、
大根をおろし、うずらの卵をのせたお通し、、、
先ず、戴いた、軟骨のおいしいことって、、、ヽ(^o^)丿
それもそのはず、仕入れは、飼育からという、とにかくプロ中のプロの拘りの店です、、、




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となりのサラリーマンのお兄さんの頼んだものを、
わたしたちも、”それお願いします!”、、、
"
合鴨も、うまいですよ♪、、、”

狭い空間をゆずりあいながら、、一杯やりつつ、やきとりをほおばる、、、
おいしいものを食べていると、満ち足りた、やさしい気持ちになってきます、、
見知らぬもの同士が、絶妙な間合いで、親密な雰囲気に包まれるのです、、、
それは、こんなとびっきりのお店を知っている、という、
秘密を共有するもの同士の連帯感、、、




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柚子の香りの、〆のスープが、、これまた、絶品、、、

お勘定は、、、高いです、、、
それでも、このちいさな店で過ごす時間は、とても、とても、リッチ、、、
訪れる人をシアワセにしてくれる、とっておき、のお店なのです、、、





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2010年2月 3日 (水)

角田光代著 "八日目の蝉”




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出版社/著者からの内容紹介
 
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか
 
--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。
 
家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。
2007
年 第2回 中央公論文芸賞受賞



著者の『空中庭園』『対岸の彼女』など
 
いくつか読んでみた中では、わたし的には最も秀逸。

とんでもない愚かな過ちを犯した主人公だけれど、
 
いつの間にか声援を送らずにいられなくなる。
 
それにしても、嘘が、上手い、、、と、ヘンなことに感心してしまったりして、、、
 
だけど、子供って、こんなにきれいに忘れてしまうものなのかしら、、、
 
それが、悲しい、、

NHKで、ドラマ化決定。主役は、檀れい、、、
 
ああ、あの、”一枚の写真”、、彼女ならさぞかし、、と、思いました、、

★★★☆☆









2010年2月 1日 (月)

カズオ イシグロ著 ”わたしを離さないで”




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あらすじ
 
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。
 
キャシーが生まれ育った、施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。
 
共に青春の日々を送り、かたい絆で結ばれた、親友のルースとトミーも彼女が介護した。
 
キャシーは病室のベッドに座り、
 
あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。
 
図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、
 
保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、
 
そして、キャシーと愛する人々がたどった数奇で皮肉な運命に……。
 
彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく。
 
英米で絶賛の嵐を巻き起こしたイシグロ文学の最高到達点。

村上春樹推薦、
 
脳科学者の茂木健一郎は書評で
 
「事態の全貌が明らかになった時、読者は血も凍るような恐怖感を覚えることになる。
 
 魂の奥底にまで届くような衝撃がある」



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さん、オススメの一冊、
 
もずさん曰く、"読み終わった後、しばらく動けませんでした・・・”、という、
 
衝撃の本ですが、、、わたしは、、、鈍いのか、よくわからなかった、、、です、、、
 
人々が絶賛しているのに、、、、わたしだけ、取り残されたような気分、、、

ただ、少年少女たちの揺れ動く友情、駆け引きを、仔細に映し出す筆力、
 
心の奥底にある、とらえどころのない何かをあぶりだす、
 
その冷静で精緻な観察眼に、ひたすら、感じ入りました、、、

★★★☆☆














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大好きな本

  • あさの あつこ: バッテリー
  • サガン: なんでも
  • チャンドラー: 長いお別れ
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊 公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊与原 新: 八月の銀の雪
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田 マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田 修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 夏川 草介: 神様のカルテ
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 宮田 輝: 流転の海
  • 小川 洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山本文緒: 自転しながら公転する
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • 沢木 耕太郎: 深夜特急
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中 惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
  • B・パーカー: スペンサー
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