東野圭吾著 ”新参者” ☆
『内容
江戸の匂いも残る日本橋の一角で発見された、
ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が……」
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、
事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。
「この町のことを思い浮かべるだけで、忽ち様々な人間が動きだした。
そのうちの一人を描こうとすると、そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。
まるでドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。同時に謎も。
最後のドミノを倒した時の達成感は、作家として初めて味わうものだった」
――東野圭吾』
初めて読んでみた、加賀シリーズです。
人情と風情溢れる下町で、事件だけでなく、
もつれた夫婦や親子関係も、解きほぐしてゆく、
刑事・加賀恭一郎、、、
流石、の、細心にして緻密、完璧なプロット、、、
そして、、、最後に倒されたドミノの裏を観たときは、、、
やっぱり、、、この作家の手腕に、うならせられてしまう、のでした、、、
★★★★☆
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