カズオ・イシグロ著”わたしたちが孤児だったころ”
[BOOKデータベースより]
上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは、十歳で孤児となった。
貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が、
相次いで謎の失踪を遂げたのだ。
ロンドンに帰され寄宿学校に学んだバンクスは、
両親の行方を突き止めるために探偵を志す。
やがて幾多の難事件を解決し社交界でも名声を得た彼は、
戦火にまみれる上海へと舞い戻るが…
現代イギリス最高の作家が渾身の力で描く、記憶と過去をめぐる至高の冒険譚。
「日の名残り」のブッカー賞作家が渾身の力で描く冒険譚
ahbonさん に教わって、初めて読んでみました、カズオ・イシグロ。
訥々と語られる過ぎ去りし日々の独特なモノトーンの世界、、、
日本軍が踏みにじった上海の荒廃ぶりが、
ほんの少し書かれていて、心が痛むのでした、、、
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カズオ・イシグロ すすめておいて、ゴメン私
これ読んでない
こんどは是非「私を離さないで」を読んでみて。
投稿: ahbon | 2009年12月18日 (金) 22:03
私もこれは読んだことがありません。
「私を離さないで」は読み終わった後、しばらく動けませんでした・・・。
投稿: もず | 2009年12月18日 (金) 23:56
カズオ・イシグロって名前、聞いたことはあったけど、
作家だってことさえ、知らなかったの、、、
もし、教えていただけなかったら、一生読むこともなかったと思います、、
次は、「私を離さないで」、読んでみます、(^-^)
>読み終わった後、しばらく動けませんでした・・・。
こういう感動にめぐり合える本って、
滅多にあるもんじゃないですよね、、、
さっそく、図書館に予約入れます!、
コメント、ありがとうございます、m(_ _)m
投稿: きぬえ | 2009年12月19日 (土) 08:21
≪カズオ・イシグロ≫いいですね・・・
『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』
・・・・・人生の屈曲や危機を迎えるが、そこに共通して“音楽”が流れる。
読書の間、異空間に連れ出してくれる。
(芳川泰久評)
これも、週刊現代の今年いちばん面白かった小説の海外編で
第3位にランクイン!!!
異なる世界、別の人生との思いがけない邂逅
これがあるから小説は面白い。
ワタシは小説の中に音楽が流れたり風を感じたり匂いを堪能するのが好きです
ワタシが最近買った本は東野圭吾の『新参者』です。
これは国内編で第3位(*゚ー゚*)
投稿: たつのくん | 2009年12月19日 (土) 09:33
>週刊現代の今年いちばん面白かった小説の海外編で第3位にランクイン!!!
え!、そうだったの~!、
さっすが、情報通のたつのくん♪
これも、さっそく、図書館に予約入れなくっちゃ、、、
・・・って、もうマックスいっぱいだった、、、(^^ゞ
東野圭吾の『新参者』、どうだった?
彼って、すごいよね、、この天才ぶり、
松本清張を彷彿とさせない?
投稿: きぬえ | 2009年12月19日 (土) 19:44
きぬえ様
「日の名残り」映画で観ました。
主演の男優&女優の押さえた演技が光っていました。
イギリス人でもなかなか書けない貴族社会をうんうん~~
とあったような??で、観た後、原作読んでみたいなーーと、
でも読まずにいます。
勝間さん、「反論本」を出したそうですね。
投稿: てこ | 2009年12月21日 (月) 23:04
「日の名残り」って、映画化もしていたんですか、、、
ブログやってると、こんなふうに、かえっていろいろ教わることが多く、
感謝しております、、、
ありがとうございます!、
勝間さん、ほんとうに凄すぎて、わたしには、遠いひとです、、、(^^ゞ
投稿: きぬえ | 2009年12月22日 (火) 09:04