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2009年7月18日 (土)

宮部みゆき著 ”おそろし” ☆



 

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 [出版社商品紹介]

 
ある事件を境に心を閉ざしたおちかは、叔父夫婦に預けられた。
 
おちかを案じた叔父は、人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。
 


著者の本の中では、わたしには、今までで、一番おもしろかったです。
最後のまとめに弱冠の無理があるようにも思えましたが、
それとて、たいして気にならないくらいに、緻密な構成、、
第一級のストーリーテラーの著者のパワーにすっかり幻惑された一冊でした、

★★★★☆



こころに残ったことば、、、以下本文より、、、

「もう当たり前に暮らしていいんだって、教えてくれたんです。 
 
悪いこと、悲しいことはみんな終わった。、、、それは済んだことなんです。・・・」

雪持文には、ただ冬の意匠というだけではない意味がある。
 
植物のしなやかな枝葉が雪の重みに耐える様を写したこの文様には、
 
やがて雪を跳ね返して立ち直る植物の命の力と、
 
春を待つ心が込められているのである。











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読書(た~わ)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは(*^_^*)。
我が家の新聞は読売新聞ですが、朝刊の連続小説が、ちょうどこちらの『おそろし』の続編ですので、毎朝の楽しみになっています。
いつも、おちかの思慮深く、機知にとんだ言動に感心しながら読んでおります。
朝刊のひとつの連続小説が終わってしまうといつも、寂しい思いをしますのでこちらの『おそろし』を読むのは、続編が終わってからのお楽しみにとっておきます(^^♪。

トゥインクルさん、
そうそう、読売に連載してますね!、
うちも、読売なんですが、初めから読んでなかったので、
パスしてるんです~、、、(^^ゞ
続編が本になったら、いつものように、図書館で借りて読もう、と思ってます、(^-^)

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