畠中 恵著 ”まんまこと” ☆
出版社 / 著者からの内容紹介
「しゃばけ」シリーズがブレイク中の
気鋭・畠中恵さんの新シリーズは、『まんまこと』というタイトルです。
意味は「真実。ほんとうのこと」。
江戸は神田の古名主の玄関先に持ち込まれる騒動、( 今でいう民事の範疇 ) を、
やや頼りない跡とり息子・麻之助とふたりの悪友
----男前でモテモテの清十郎、堅物の吉五郎が活躍し、絵解きします。
この彼らがとても魅力的なのです。
ついついお話の向こう側まで想像してしまうような強力なキャラクターたちです。
女性陣も負けてはおりません。芯が強く、可憐な眦を決し、
こうと決めたら動かない意気地のある女たちが生き生きと描かれています。
お腹の子の父は誰なのか? 万年青争いの真相は?
----切ない恋物語も織り交ぜられ、
読者をつつみこむような畠中ワールドが存分に楽しめる一冊です。
ふうわりと温かな読後感をぜひ味わってみてください。
しゃばけシリーズの若旦那の大ファンですが、、、、
麻之助さま~、惚れちゃいました!、、、
・・・って、やっぱり、材木屋のわたし?、、、(^o^)
★★★★☆
« 白昼の凶行 | トップページ | 真山仁著 ”ハゲタカ” »
「読書(た~わ)」カテゴリの記事
- 凪良ゆう著 ”星を編む”(2024.08.31)
- 夕木春央著 ”方舟” ☆(2024.05.29)
コメント