きゃらぶきの作り方 (野ぶきの佃煮)
ヨシさんに教えてもらって、大好物になった、きゃらぶきの作り方です。
毎年、この時期になると野ぶきを求めてハサミを持って、うろうろ・・・
だが、次第に宅地開発が進み、採集ポイントが失われてゆく。
ある時、ちょうど採集したフキに根っこがついているのを見て、
そうか、庭に埋めればいいんだと、ようやく気がついた!、
ふきのとうは、かわいいし、野ぶきは雑草止めになるので、一石二鳥。
あっという間に増えて、写真のように、、、!
このたくましい生命力を、分けていただきます、、、
これだけ好きだということは、私にはきっとかなりの薬効でありましょう、(^o^)
・・・ 蕗には、抗アレルギー作用があるそうです、、、やっぱり・・・
ぽかぽか陽気の日に、るんるん気分で、
山のような野ぶきを、刈り取り、葉を落とし、
包丁やまな板、バケツを庭に出して、ざくざく切って、ざぶざぶ洗います。
・・・お水をたくさん使うので、ただ捨てるのももったいないので、庭の花木に、、、
大きな鍋にふたつに分けて、
・・・500gの野ぶきに、お醤油は80cc、少しのお酒とみりん、、、
それに、昆布をチョキチョキ切って入れるか、
または、市販の細~い切り昆布をたっぷり入れています。
蓋をして、細火で、気長に、3時間くらい。
はじめは薄い色ですが、、、
三時間近くなると、次第に伽羅色になり、
煮込んでいくと、カサが減り、このひとつに、、、
タイマーを、初めのうちは、15~20分、
煮汁が少なくなってきたら、5~10分おきにかけて、
「菜ばしなどでかき混ぜないで、
鍋の取っ手を持って、ザッザッと揺すって、上下を返すんですよ」、と、
ヨシさんに、教わりました、(^-^)
鍋は立派な五層のステンレスの高級品より、景品で頂いたこのお鍋の方が
蕗を煮たり、ポップコーンを作るときは、なぜかおいしくできるのです。
・・・それはたぶん、鍋底の角が丸くなっているので、うまく上下を返せるからだと思います。
野ぶきは、ゴールデンウィークを過ぎると固くなってしまいますから、
やわらかいのがお好みでしたら、その前に。
・・・わたしは、これくらいの固めの仕上がりが好きなので、毎年G.W.につくります。
アク抜きを、なさる方もいらっしゃるようですが、わたしは、しないです。
板ずりも、皮むきも、しないです。
これを教えてくれた ヨシさん が、なさらなかったので、
ざくざく切ってから、ざぶざぶとよく洗うだけです、、、
諸説あるでしょうけれど、
きゃらぶきは、えぐくて食べられない、ほどではないので、
アクもまた、、というか、アクこそが、薬効なのかもしれません。
(ただ、蕗の葉っぱは、茹でこぼさないと、私はとても食べられない、です、、)
® 2006年にアップしたリユース記事でした、
最近のコメント