島本理生著 ”ナラタージュ”
出版社 / 著者からの内容紹介
壊れるまでに張りつめた気持ち。
そらすこともできない・・二十歳の恋
大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。
泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を思い出す。
今、最も注目を集めている、野間文芸新人賞作家・初の書き下ろし長編。
評判の一冊ですが、恋愛の世界から遠ざかって久しいおばさんには、
いまひとつ、ピンとこないのでした、、、
・・・、とにかく、優柔不断な登場人物に、じれる、、、
・・・、なんで、たいして好きでもない男の部屋にひとりで、のこのこついて行くの?
・・・で、このドイツ旅行は、なんだったの、、、?
「僕が一緒に死んでくれと言ったら」
「一緒に死にます」
・・・って、おいおい、ちょっと、まってくれよ~、マジかよ~、、、
・・・、え?、線路に飛び込むって、、ちょ、ちょっと、まってよ~!!!、
ぐちゃぐちゃになった遺体の肉片を拾い集める人のこと、考えてよ、、、(:-:)
その遺体を確認する遺族のこと、ほんの少しでも、考えてよ、、、
せめて、くすりにして、、、
・・・って、あ~、、、くすり、飲んじゃった、、、
・・・、ってな具合に、たくさんの疑問符につつまれながらも、
後半は次第に盛り上がり、最後まで読みました、、、
繊細な心理描写の名作ですけど、
この本の良さが、おばさんには、いまひとつ、理解不能なのでした、、、
★★☆☆☆
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