井上荒野著 ”ベーコン”
『内容紹介
ほうとう、
アイリッシュ・シチュー、
煮こごり、
ゆで卵のキーマカレー……
食べ物の名前をタイトルにした九つの短編を収める。
日曜にだけやってくる男を待つ女、
会社で倒れたあと、体調は戻ったのに出社できなくなった男、
週末も家を空けるようになった父と母のぎくしゃくした関係を
冷静に見つめる10歳の少年。
ままならない状況に「思わぬ変化」が訪れるとき、
それぞれの食べ物が鮮やかな印象を残す。
ひとが生きることの滑稽(こっけい)さ、切実さ、せつなさがしみてくる。』
本年度直木賞受賞作家の作品、ということで、読んでみました。
実父は、井上光晴氏。
非常によく練れた、老成した筆運びに感心致しました、
・・・が、なにか、いまひとつ、わたしの心に響くものが、、、
★★★☆☆
« BLT | トップページ | 色川武大著 ”離婚” »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- 有川浩 ”空飛ぶ広報室” ★(2023.03.21)
- 柴山留美子著 ”ニューデリー少女記” ☆(2023.03.14)
- 今野敏著 ”隠蔽捜査 果断、疑心、初陣” ★(2023.02.27)
- 朝井まかて著 ”眩 (くらら)” (2023.01.30)
- 浅倉 秋成著 ”六人の嘘つきな大学生” (2022.12.07)
« BLT | トップページ | 色川武大著 ”離婚” »
コメント