牧山桂子著 ”白洲次郎・正子の食卓”
いづみ先生からお借りした、料理の本です。
ちなみに、著者名は、かつらこさんと、お読みするのだと、
彼女とテニス仲間だったという真知子さんから、教わりました。
さっそくページを繰ってみて、この本は料理上級者の本で、
わたしのような、料理オンチには、不向きな本であることがわかりました。
なぜって、大さじ1、とか、書いてない、、、からです、(^^ゞ
洒落た食器を眺めて、たのしみ、なにより、興味深かったのは、
白洲家のふだんの様子です、、、
以下あとがきより ・・・
私は、いわゆる世間の親の概念とは違う両親のもとに生まれ育ちました。
今でこそもうそんなことはありませんが、小さい頃の私は、
自分にないものが羨ましいという人間の困った本性にたがわず、
他人が持っているあたり前の家庭が羨ましくてしかたありませんでした。
母親がいつも家にいて、学校から帰ればお帰りなさいと子供達を出迎えたり、
家族揃って食卓を囲んだり、お弁当を作ってくれたり、そんな母親を夢見ておりました。
・・・
私は結婚するまで、食事などほとんど作ったことがありませんでした。
気まぐれに時々何か作ったりする程度で、後片付けもせず、
結婚して亭主に大きな顔をさせないためにメシを作り始めた、というのが真相です。
・・・
私達夫婦が自宅でなにやら自分達とは違う、うまそうな食事をしている、
ということに両親が気づくのに、たいした時間はかかりませんでした。
あれが食べたい、これが食べたいと、
両親から注文がひっきりなしに来るようになりました。
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この本、私も武相荘に行った帰りに買ったわ。
器がきれいだよね。
ちょっとした贅沢が上手な人だなーって、お勉強になることが多いお料理本の1冊よ
投稿: mieko | 2008年7月 8日 (火) 07:52
この本が、役に立つ、ってことは、、、
やっぱり、miekoは、料理上級者ってことよ、、、♪
投稿: きぬえ | 2008年7月 8日 (火) 08:58