レイチェル・カーソン著 ”センス・オブ・ワンダー”
THE SENSE OF WONDER
”神秘さや不思議さに目を見はる感性”・・・なんて素敵な言葉でしょう、、、、
メインの森は、
雨が降るととりわけ生き生きとして、鮮やかに美しくなります。
針葉樹の葉は銀色のさやをまとい、
シダ類はまるで、熱帯ジャングルのように青々と茂り、
そのとがった一枚一枚の葉先からは、水晶のようなしずくをしたたらせます。
カラシ色やアンズ色、深紅色などの不思議ないろどりをした、
キノコのなかまが腐葉土の下から顔をだし、
地衣類や苔類は、水を含んで生き返り、鮮やかな緑色や銀色を取りもどします。
以上、本文より、
いつのまにか、しんとした深い森の奥へと誘われてゆきます。
雨にぬれてかがやくみどり、そぼ降る雨の音や、森の香りまでが、
記憶の底から呼び覚まされ、手を伸ばせばすぐそこにあるように思えてきます。
絵本のように、軽くて薄い、頼りなげな本ですが、、、
なんとなしに、敬遠してきた、”沈黙の春”を、
読んでみようかな、、、と思い始めた一冊でした。
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こういう本を読むと、
豊かな人生が送れそう
↓冷やしうどん、美味しそう~~

暑くて食欲ない時でも
ツルツルいけちゃうもんね~~~
投稿: akko | 2008年7月16日 (水) 18:19
暑いヨ~、、、(-.-)
ひんやりしたところに、行きたい~!!!、
かき氷の食べすぎで、おなか、ヘンだし~、、、
投稿: きぬえ | 2008年7月16日 (水) 20:20