三浦しをん著 ”三四郎はそれから門を出た”
内容(「BOOK」データベースより)
それでも本から離れられない。
人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。
最近、わたしの中で、立て続けに五つ星をつけた、
”風が強く吹いている”と、
”まほろ駅前多田便利軒”の著者のブックガイド、です。
前半は主に本の紹介、知らなかった作家、本、
・・・、読んでみたい作品がたくさんありました、
付箋、つけまくり、、たのしみです、(^-^)
続く、後半のエッセイには、すっかり、笑わせていただきました~!、
道を歩いているときも、しばしば本を読む。
本屋で買ったものを、家まで待ちきれずに道で読み始めてしまうのだ。
夢中で歩き読みするあまり、路上駐車の存在に気づかず
バンパーで脛を強打し、そのままボンネットに前のめりに倒れこむこと無数回。
脛も、通行人から投げかけられる視線も、非常に痛い。・・・
圧巻は、”長くつ下のピッピ”に出てくるジンジャークッキーを食べたい一心で、
著者が焼く、くだり、、、
もう、うけまくって、笑いすぎて、くるし~!!!、(>_<)
だ、だれか、お願いです、m(_ _)m
しをんさんに、クッキーを焼いてあげてくださいッ!!!
・・・、って、わたしが!、とは、言わないところが、ミソ、です、、
だって、ゼッタイ、似たような展開が待ち受けていそう、ですもの、、、(^^ゞ
そうして、サッカーの中田ファンの弟との絡みが、また、笑えます、(^o^)
なにやら、しょっちゅう、ののしりあっている家族ですが、
あるとき、引きこもり気味の弟を案じて母に言うと、
「あんただって、無職みたいなもんだし。いいわよ、元気ならそれで」
・・・
なんでそんなに、子どもへの期待値が低く設定されてんの!
この家は、やはりダメ人間養成所なのか?
思わず、ほろりとする、暖かさのにじむ家庭、です、、、
漫画に限らず、好きなものが一つでもあるというのはいいことだ。
「彼のことがとっても好き」でもいいし、
「特に好きなものってなくても、部屋でボーっとしてるのが一番」でもいい。
・・・、わたしも、、、、、わたしも、、、、そう思います、
それこそが、しあわせの鍵だ、、、と、思います、、、
そして、ごろごろ寝っころがって、本ばかり読んでる、
しをんさん、そんなあなたが、、、わたしは、大好き、です、(^-^)v、
★★★★☆
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