高村 薫著 ”照柿”
前作”マークスの山”では、疾走感あふれる、
警視庁捜査一課刑事、合田雄一郎が、
灼熱に焼ける夏、照柿色の夕陽に染まりながら、崩れてゆく、、、
熱烈な合田ファンのわたしとしては、
一緒に落ちて行くような錯覚を覚え、
ほんとうに、長く、重く、つらい、一冊でした。
それでも、最後のわずか数行の、吾妻の怒声と、森の歌声・・・、
ただ、これだけに救われて、
読後、照柿色のこの本が、鈍い光を放ち始めるのでした、、、
★★★★☆
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前作”マークスの山”では、疾走感あふれる、
警視庁捜査一課刑事、合田雄一郎が、
灼熱に焼ける夏、照柿色の夕陽に染まりながら、崩れてゆく、、、
熱烈な合田ファンのわたしとしては、
一緒に落ちて行くような錯覚を覚え、
ほんとうに、長く、重く、つらい、一冊でした。
それでも、最後のわずか数行の、吾妻の怒声と、森の歌声・・・、
ただ、これだけに救われて、
読後、照柿色のこの本が、鈍い光を放ち始めるのでした、、、
★★★★☆
内容(「MARC」データベースより)
犯人よ、今夜は震えて眠れ-。連続児童殺人事件。
姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。
史上初の劇場型捜査が始まる!
巻島史彦は、姿の見えぬ犯人、メディア関係者、世間のみならず、
警察内部の「敵」とも対峙することとなる。
果たして、彼は、犯人へとたどり着くことができるのか?
トヨエツ主演で映画化もされたベストセラー。
非常によく練られたストーリーに、
ぐいぐいと引きつけられてゆきます・・・、
でも、トヨエツって、、、?
文句なくカッコいいけど、この役には若すぎるような気がする、、、
★★★☆☆
先日、NHKで歌う忌野清志郎を観ました。
喉頭がんから復活した、と聞いて。
昔から、彼の良さって、まったく分からなかった。
歌はともかく、、あのメーク、あのファッション、、、
そのどれにも共感できなかった。
久しぶりに歌う彼を観ながら、妙にわたしは、納得し始めていました、
彼の人気のわけを、、、
56歳・・・、この年齢で、この若さ・・・!、
じい~っと、観察した。
・・・まったく、どこにも、作ったポーズや、不自然さが、カケラも無かった、、、
ただ、ピュアな彼自身の魂が醸し出す、ごく自然な若さ、に、心を打たれました、
なんて、チャーミングなひとだろう、、、
すっかり、参りました!、
ゼンゼン、かっこいいよ、最高だよ、おじさん!!!、
So We love you、、、、
Kona salon のパンクラスの先生の御本、
熊崎朋子著 ”毎日楽しむ天然酵母パン ”
(以下『』内本文より)
『ホシノ天然酵母を使って、中種を作り、一次発酵は最初から終わりまで冷蔵庫で・・・
という、オリジナルの方法で作った”Konaパン”は、
粉の香ばしさと甘みがいっぱいの、もっちりした食感。』
『食べ飽きないおいしさはもちろん、こねる時間が短く(2~3分で十分)、
冷蔵庫でゆっくり発酵させることで、時間に融通が利くのが特徴。
体や気持ちへの負担が少なく、
パン作りを無理なく暮らしの中に取り入れることができます。』
抜群のセンスのリネンや、パンかごは、tomoさんのチョイス。
プロカメラマンの主人も、うそだろ?、うますぎる、・・・、とうなるパンの写真も、
tomoさんの作、、、
きっと、tomoさんは、パンとお話ができるんだろうなぁ、、と思います♪、
いちど、食べると、トリコになってしまう、tomoさんのパンの、
その魅力が満載のすてきな、素敵な、御本です、(^-^)
tomoさんの新刊、”おいしい天然酵母パン”は、こちらから、、、
お昼に出先から戻り、食べるものがなにもなくて、
庭のかわいいばっけ(ふきのとう)をもいで、食べちゃいました~♪
・・・これくらい開いてしまうとポソポソしますので、まだつぼみのを戴きます、、、
作り方は、、、
こどもの頃、今は亡き父が、ときどき買って来てくれたチョコです。
久しぶりにこれを見たときは、
一瞬にして、こどもの頃にもどったような懐かしい気持ちになりました。
冷蔵庫で冷やして食べるという、アイスチョコ
モリスのファミリーキューブ♪
カルディコーヒーに、330円で売ってました。
成城石井にもありました、、、
さて、間もなくバレンタインデーです、
ついに、ついに、大学生の長男に初めて、GFが出来たのです、、、ヽ(^o^)丿
”今年はやっと、本命チョコがもらえるね♪、”
“・・・、俺さ、、彼女の言うなりなんだよ、、、完璧、尻に敷かれてる、、、”
”へええ~~・・・、じゃ、彼女の言うことなら、聞くんだ~、、(ーー;)
わたしの言うこと、ゼンッゼン聞かないくせにッ!、
・・・GFのメールアドレス、教えてよ”、
”え、、、マジで?”
”ママねー、おばあちゃんを味方につけて、
何かあると、すぐにおばあちゃんに、チクッて、パパをやっつけてたんよ、
それが、相手の弱みにつけこむママの必勝パターン、なわけ♪、、、
知らなかった?“
・・・、すう~~っと、いなくなった長男でありました、、、(^o^)
高松の超有名店『あたりや』出身というご主人の、行列のできる有名店。
東名川崎インターそばのお店は、広い厨房を囲んで、カウンターのみ17席。
高級店かと思いきや、、店の一角に置かれたガラスケースには、
ひと皿百円のおそうざいが並び、セルフサービスで選べます、(^-^)
たっぷりの、おろし生姜が添えられた、あつあつうどん、450円。
ぴっかぴかです~♪
おいしいお出汁に、つるっつるの麺、、、
おいし~ぃ、、、♪
ごっちそうさまでした~!
こんどは、ひやひやうどんを頂きに参ります、、、(^-^)
純手打ち讃岐うどん『綾』
内容説明
エリートでもニートでもない若者の真の姿 リスクもチャレンジも関係なし。
ケータイとコンビ二で完結してしまう「マッタリ君」が日本を変える!?
これから日本を支えるハズの若者をズバッと斬る!
以下本文より、、、
競争社会的結婚
・・・・当然ながら、勝ち組生活を望み、
その夢をかなえてくれる男性を求めるなら、ハードルはぐっと高くなる。
まずは、相手の男性の絶対数が少ない。
また、そのような結婚を目指すなら、逆に自分の序列も意識させられることになる。
女性が男性に対して、
いい学歴や高い収入、大きな企業で働いていること、などを条件として求めるのなら、
女性の価値もまた、
仕事の内容や外見のレベル、家柄のランクなどではかられることになるのだ。
さらに、恋人がいたとしても、
目の前により好条件の男性が現れたら、そちらに乗り換えようかと迷いが生じる。
もっと上、上と求め続ける人生には、心の安らぎなど訪れないのではないか。
こうみてゆくと、玉の輿狙いの女性達の行き方、競争社会とのかかわり方は、
前向きであると同時に、もろさと背中合わせでもあるのである。
アンチ競争社会的結婚
・・・競争社会と距離を置きたい、と思っている多くの若い女性にとっては、
玉の輿狙いということなど考えてもいない。
しかも彼女たちは、バブル時代の若者たちとは違い、
身の丈に合った生活をよしとする堅実な結婚観を持っている。
共働きをして、子供も産んで、家族仲良く快適な生活が営めればいいと思っている。
・・・また、いわゆるギャル系の女性たちも結婚率は高く、時期も早い。
彼女たちは昔から一定割合存在したタイプだが、姉御肌で人情味があり、
案外、地に足の着いた考え方をする。
結婚したら亭主を尻に敷き、子供をたくましく育て、おじいちゃん、おばあちゃんの面倒もよくみる。
しっかりしていて働き者なので、商売に向いていたりする。
彼女たちには、現実を受け入れるたくましさがある。競争社会だろうが、不況だろうが、
割り切ってパッと飛び込み、楽しんでしまうパワーがある。
( 男児二名のわが家、・・・、求む!、ギャル系女子♪ )
アキバ系の可能性
・・・しかし中には例外の人たちがいて、
それは、アキバ系、あるいはオタクと呼ばれるひとびとである。
彼らは、やりたいこと、好きなことが大変はっきりしている。
というよりは、死んでもやりたくないこと、逆立ちしてもできないことが広範囲にわたり、
それ以外の選択肢は限られている、といった方がいいかもしれない。
仕事でいえば、コミュニケーション力がものをいう営業職などは絶対目指さない。
・・・アキバ系の人々は、好きなことだったらずっとやっていられる、
つまり作業を構築していくという意味で職人的である。
さらに、そのマニアックな知識やこだわりが新しい文化を生み出すという意味では
クリエイティブでもあるのだ。
・・・考えてみれば、日本人はある種のセンスと、こだわりと、小技と、情熱を持って、
外から入ってきた輸入ものを日本仕様に変えて楽しみ、
精度を高め、洗練させ、そのうえで、世界に打ち返してきた国民なのである。
ラーメンしかり、洋食しかり、カレーライスしかり、車しかり、
カメラしかり、ゲームしかり、アニメしかり。
オタク=暗い、アキバ系=変わり者などと見られているが、
実は、一見明るく盛り上がるのが大好きな、
でも好きなことが見つけられない若者達よりよほど、
しっかり自分の足場を固めているように思えるし、
日本の可能性は案外、こんなアキバ系の若者たちがつくっていくのかもしれない。
( ナントナシ、オタクラシイ、次男、、、の母としては、
うれしい、ウレシイ、くだりでありました、(^^ゞ )
パンクラスの先生、tomoさんの、
”2007年の個人的ベスト10冊”にランクインした料理本です。
塩ゆで豚を、さっそく作ってみました。
ちょうど、来客があったので、柚子こしょうとともに、、、(^-^)
そのゆで汁で、麺スープを作ります。
本には、中華麺とありましたが、さぬきうどんで・・・
たっぷりの、しらがねぎで供すると、これが、塩ゆで豚を上回る人気!、、、(^-^)v
ほかに、蒸し鶏のレシピもあり、その鶏皮で、つくる一品も紹介されています。
素材を、無駄にすることなく、茹でた汁まで使い切るこの本は、
もったいない、もったいないと、育てられたわたしのようなおばさんの、
ツボにはまる一冊でございます、、、(^-^)
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