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2008年1月 5日 (土)

帯結びのコツ

Img_8449_2


昔、モデルをしていたとき、着物の仕事がけっこうありました。

プロの着付けの方に着せて頂くのですが、
両足を小さく前後にして、お腹にちからを入れて立ちます。
ところどころで、ぐっと締めるので、
その都度、ぐらぐらしていては、きれいに着れないからです。

たいてい、先生と助手の方が、ふたり一組になり、
前後を入れ替わりながら、あっという間に着せてゆきます。

後ろで、先生が帯を結んでいるあいだ、
助手の方が前で、帯の上の部分に指先を入れて、
隙間を作っていらっしゃいました。
ちょうど、写真の帯揚げの結び目が入っている部分です。
そうすると、帯枕の紐や、帯揚げがきれいに収まり、すっきりとするのです。
 (ごろごろした結び目で、痛い思いもしなくてすみます、)

帯を結ぶとき、わたしは、いつも、ここに、帯枕をいれて、隙間を作っています。

ちなみに、帯枕は、予め帯揚げをかけておき、
真ん中をゴムで留めて置くと、外からは見えませんし、
楽に、きれいに締めることができます。
また、帯揚げは撮影では、たいてい一度ねじっているだけで、
結ぶことは余りありませんでした。
その中に綿を入れて膨らませることもありました。

以上、ちょっとした、帯結びのこつ、でした、(^-^)




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コメント

仕事を辞めてから着物なんて着ないけど、この着方、懐かしいな~。
こうやって結んでもらうと、苦しくないし、着崩れないんだよね。
きぬえは着物好きだもんね。

私は無縁だわ。似合わないの・・・

★mieko,
うちは母が、いつも着物を着ている人で、
着物で、運転して、揚げ物をする母を見て育ったので、
母のおかげだと思う。

それにしても、頭ひとつ身長が違う母の着物も、
揚げが入っていれば、縫い直して着れるから、
着物ってすごいな~、とつくづく思う、、、(^-^)

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