壷草苑の藍染ゆかた
森永先生の和裁教室で縫った、ゆかたです。
ジャパンブルーといわれる藍色は、
薄暮に日本女性をいちばん、美しく見せてくれる色だと思います、(^-^)
お教室でつけていたノートの1ページです。
わたしは、ほんとうに、不出来なダメ生徒でした・・・
それでも、先生がダ~イスキだったのです。(*^。^*)
このゆかたが縫いあがった、仕上げの日、
先生は、
"木綿はね、こういうふうになでつけてやるだけで、、
ほら、こんなにきれいになるのよ、"と仰りながら、
小さな、しわくちゃの手のひらで、愛おしそうに
この布をなでていらっしゃいました。
ごわごわの布が、まるで、魔法にかかったように、
大人しく先生の言うとおりになってゆくのを、
うっとりと見とれていたのが、つい昨日のことのようです・・・
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壷草苑の工房へ、時々お邪魔しています。
いつも何か素敵な挑戦がされているのが興味深く、ゆっくり見学させていただいています。工房の主任の方もとても丁寧に色々説明してくださいます。
ハリウッドランチマーケットやイッセイの製品も手がけているそうです。
でもなんといっても本藍の浴衣は本筋。
素敵ですね。
投稿: junko73oz | 2006年8月11日 (金) 00:59
高校生だったかな、母が浴衣を縫ってくれて、娘にも着せて、今でも大切にしてる。浴衣って、私はあまり着る機会がないんだけど、夏になるとタンスから出して、眺めるよ。きぬえは、夏でも毎日 和装?
投稿: mieko | 2006年8月11日 (金) 06:10
色の重なり方がとても素敵。
藍色ってなんて心が落ち着くんだろう~!
こつちゃんの文章も素敵
センセイの笑顔や、魔法の手も
鮮明に浮かび上がってきたよ。
素晴らしい先生の前で、気持ちのいい授業だったんだろうな~。
投稿: YOME | 2006年8月11日 (金) 08:05
★Junkoさん、
やっぱり、フットワーク、抜群・・・・!
反物を、生協の店頭で衝動買いしました。
壷草苑のことは、それまで、名前も知りませんでしたが、
パンフレットを見て、藍染の体験もできるのか~、
青梅って行ったことないし、そのうち行ってみようと思いつつ、
結局、そのまま、なのでした・・・(^^ゞ
★Mieko,
まさか・・・!
着物って、とにかく暑いので、夏は着るのに
ものすごいエネルギーを必要とする・・・
そして、着たら最後、意地でも暑そうな顔はできない・・・
やせ我慢してヘロヘロの私に、タンクトップにショートパンツのお姉さんが、
”なんだか、とっても、涼しそうですね・・・!”
え?、は~?、(^o^)、まあ・・・、(^^ゞ、(^^;)
今年は気力が無くって、未だ一度も袖を通してないの・・・
★YOMEちゃん、
コメントありがとうございます♪
先生は名も無い市井の職人でしたが、尊敬してました。
もう亡くなられましたが、和裁の技術はともかく、(^^;)
いろいろなことを、たくさん、たくさん、教えて頂いたのです・・・
少しずつ、紹介してゆこうと思ってます、(^-^)
投稿: こつ | 2006年8月11日 (金) 08:57