藤沢周平著 "蝉しぐれ”
内容(「BOOK」データベースより)
清流とゆたかな木立にかこまれた城下組屋敷。普請組跡とり牧文四郎は剣の修業に余念ない。
淡い恋、友情、そして非運と忍苦。苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を、
精気溢れる文章で描きだす待望久しい長篇傑作
いわれの無い嫌疑をかけられ、 自害されられた父の遺体をのせた荷車を、
暑い昼下がりの蝉しぐれの中、まだ少年の主人公、文四郎が引いてゆく、、、
・・・このシーンは、まさに圧巻。
清々しく、こころを洗われる、すばらしい一冊。
この頃、更年期のせいか足のしびれに悩まされていたけれど
この本を読み終えて、ふと気がつくと、ほとんど、気にならないくらいに回復していたのです。
いろいろな病気療法があるけれど、本はわたしの、特効薬なのかもしれません。
みどりちゃん、すてきな本を、教えてくれてありがとう
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私も精神的健康の為に毎日読書をかかせません。
藤沢周平の本は読み終わっても時間が経つとまた読みたくなる物ばかりですね。
そして再読する度にまた深く感動できる事が多いです。
投稿: くのω | 2005年10月25日 (火) 17:41
読んでくれてありがとう。
けっこう素直に一生懸命生きているつもりなんだけど、この世の中いろいろ・・・溜まりますよネ!
ココロにも良い空気と栄養をあげないとネ。。。と思います。
そんな時には、藤沢周平はじわじわとジーンとくるの・・・
読後は身もココロも爽やかになれるのは凄いよネ。
とは、いいつつ又、私の愚痴 聞いて頂戴ネ!
投稿: midori | 2005年10月31日 (月) 08:46