藤沢周平著 "蝉しぐれ”
内容(「BOOK」データベースより)
清流とゆたかな木立にかこまれた城下組屋敷。普請組跡とり牧文四郎は剣の修業に余念ない。
淡い恋、友情、そして非運と忍苦。苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を、
精気溢れる文章で描きだす待望久しい長篇傑作
いわれの無い嫌疑をかけられ、 自害されられた父の遺体をのせた荷車を、
暑い昼下がりの蝉しぐれの中、まだ少年の主人公、文四郎が引いてゆく、、、
・・・このシーンは、まさに圧巻。
清々しく、こころを洗われる、すばらしい一冊。
この頃、更年期のせいか足のしびれに悩まされていたけれど
この本を読み終えて、ふと気がつくと、ほとんど、気にならないくらいに回復していたのです。
いろいろな病気療法があるけれど、本はわたしの、特効薬なのかもしれません。
みどりちゃん、すてきな本を、教えてくれてありがとう
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